桃の節句に寄せて | ~☆~同じ空の下から~☆~こまちのブログ
今日は女の子の節句です。

3月3日のひな祭りは、
正しくは『上巳節句』といいます。
〔※上巳(じょうし、じょうみ)〕

3月の初めの巳の日という意味ですが、
のちに3月3日に定まりました。

今では『桃の節句』という名前で
親しまれています。

人形(ひとがた)、形代(かたしろ)
呼ぶ草木、もしくは、
紙や藁で作った素朴な人形に、
自分の災厄を移して川や海に流した
お祓いの行事と、平安時代に始まる
人形遊び(ひいな遊び)とが、
長い間に結びついたのが、
現在の『ひな祭り』です。

ひな人形には、生まれた女の子が
健やかで優しい女性に育つようにとの
親の願いが込められています。

ひな人形をその子の形代と考えて、
災いが降りかからないように、
また、美しく成長して良縁に恵まれ、
幸せな人生を送られますようにという、
思いを込めて飾ります。

子供の頃、ひな祭りは
とても楽しみなものでした。

我が家のお雛様は親王飾りだけでしたが、
手先の器用な母は、
お雛様を模した手作りのお人形を作って、
一緒に飾ってくれました。

ほかにも、普段は押入れにしまっている
お人形も飾っていました。

それが子供心にとても嬉しかったものです。

母は子供が喜ぶ顔が見たかったのでしょうね。

段飾りではなかったけれど、
それにもまさる我が家のお雛様であり、
ひな祭りでした。

お雛様を飾ると、
子供の頃のひな祭りを思い出して、
とても懐かしい気持ちになります。

あれから長い年月が流れましたが、
大人になっても嬉しいひな祭りです。







今日はお赤飯を炊いて、
お雛様にお供えして、
私もお赤飯を食べました。


日本全国の女の子の皆さん、
ひな祭りおめでとうございます!


今日も最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。