3月11日は東日本大震災から満4年でした。
その少し前からテレビでは震災から今日までを追った
ドキュメンタリーを放送していました。
時折映し出されるいまわしい津波の光景に
あの日に引き戻されました。
大切な人を失った人、家を流された人、
家に帰りたくても帰られない人…。
この4年の間に少しずつ前に進みはじめた被災された方々の
今に至るまでの苦労や悲しみはいかばかりだったでしょう。
時に折れそうになりながら、
それでも前に進んでいく姿に人間の底力を感じました。
失ったものは決して戻らないだろうけど、
心安らげる日々や居場所を一日でも早く
取り戻して欲しいと心から強く願いました。
そして、平凡な日々を過ごせる幸せに
今この時を感謝して生きたいと思いました。
日を同じくして、テレビでは
『のどじまんTHEワールド！～2015春～』が
放送されました。
いつもは土日に放送されることの多かったこの番組が
水曜日である3月11日に放送されたのは
意味があったのだと思います。
いつもながら出場された方達の歌声から
勇気や希望、そして感動を頂きました。
生まれた国や言葉、育った環境は違っても
歌声は世界を繋ぐんだなぁと思いました。
きっと被災地の方々の心にも
想いは届いたに違いありませんね。
世界には、こんなに日本を、
日本の歌を愛してくれる外国人の方々がいる。
日本人であることを誇らしく思えた日でもありました。
そして私が応援しているNykこと
ニコラス・エドワーズさんの
歌声に込めたメッセージをしっかりと受け取りました。
この日のために選んだ曲を2曲とも歌えて
本当に良かったなと思います。
優勝は出来なかったけど、そんなことは関係ない。
勝ち抜いて『もうひとつ』を歌えたことにこそ
意味があるのだと思います。
声が春の青空のように澄み渡り、
Nykの魂の歌声が心に響きました。
『遥か』を歌って496点の高得点を出し、
決勝戦に進出。
決勝戦では『もうひとつ』を歌いました。
歌い終わって、安堵の表情が美しいですね。
＞Nyk、毎年3月11日には
被災地の方々に心を寄せてくれて
ありがとう。
ファンとして、あなたを誇りに思っています。
これからも人々の心に響く歌、
笑顔にする歌を歌い続けて下さいね。
今日も最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。