清川村煤ガ谷は,山々が連なる。
其の山々を守るための林道が整備されている。
まあ,山を守るためなんて心は驕りの何者でもないのだが…
だが,人には山々に杉や檜を植えた事から,其れを健全に保つ責任・責務があることは間違いない現実だ。
林道が開設されたおかげで山登り大好きな人たちにとっては嬉しいことだろう。
まあ,人と山々(自然),生物たちとの関係を真っ当にするためには、私たちは思いやり・共生のお付き合いを,真摯に自覚と覚悟を持って,続けなければならないだろう。
さて,本谷林道という林道がある。
此の林道の途中には,随分と立派な「吊り橋」がある。
✳︎見事な吊り橋!
✳︎上流渓流左岸側から吊り橋を望む!
✳︎吊り橋から上流側の自然風景!
✳︎吊り橋から下流側の自然風景!
✳︎本谷林道側から吊り橋にアタック!
此の吊り橋から「丹沢ホーム」(国民宿舎),境沢林道に続く登山道(ほぼ1時間ほど)がある。
まあ,今は危険⚠️ということで通行不可となっているが…
もしも,このまま廃道になったら悲しみだ‼︎
まあ,山登り愛好家にとっては,超寂しい現実になってしまうことだろう。
いったい,どうなるんだろうか⁈
吊り橋の
先に見えるは
哀れ道
✳︎吊り橋開設当時は素敵な登山道だったのだろうが…
今は昔,荒れに荒れて,危険に満ちた登山道。吊り橋は其の機能を果たしているものの,其の先の登山道は回復,復帰の兆しもない。ああ,自然の放置は,人さまの意思に関係なく時を刻み,荒々しい自然に誘っていく!
其の本谷林道から吊り橋に足を踏み入れると,左側に見事な「赤芽槲」(アガメガシワ)が枝葉を広げている。
此の赤芽槲は,おそらく吊り橋が出来た頃は種子か稚樹か幼樹だったに違いない。
其れから十数年,成長し続けた赤芽槲は,吊り橋の高さを超えるまでになった。
✳︎晩夏の赤芽槲!