日本と中国のアニメ(2) | 現在中国雑貨店長の運営ブログ

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日本と中国のアニメ(2)

 2年ぐらい前に(1)を書いたのですが、ほったらかしにしてしまったため続きを書きます。

 

 

 私は一時期20年間ぐらい全くアニメを見なかったのですが、コロナ以降、UーNEXTとかの配信で見られるために少し見るようになりました。

 

 有名なものを主に見ていますが(毀滅の刃、進撃の巨人、JOJOの奇妙な冒険)など。異世界もの、魔法系は、設定が何でもありになってしまい面白くないので見ていません。有名なもので2話ぐらい見て挫折したものも多いです。スパイファミリー、呪術廻戦など。

 

 以前も書いたのですが、日本のアニメは、大人向けのものが多いです。他の国のアニメは大人向けは少ないです。大人向けになってしまった理由は前も少し書いたのですが

  • 幼児が少なすぎて、児童向けでは利益が出ない。
  • 平均年齢が49歳ぐらいだと思ったので、それぐらいをターゲットにしないと売れない。
 私は外国の映画、ドラマも、比較的見ますが、文化的な面において日本は自由だと思います。ソフトの文化は日本はかなり自由なのですが、なぜかビジネスが自由ではありません。
 
 主人公が美女なのは分かるのですが、なぜか登場人物の大部分が美女のアニメが非常に多いです。このはしりは、セーラームーンあたりでしょうか。
 みんな白人のトップモデルというかそれ以上のスタイルをしています。そういうのは恐らく多くの国ではNGになり作れないと思います。
 
 中国では日本の真似をして、美男美女ばかりのアニメも少しあるのですが、あまり多くはありません。アメリカのアニメは日本みたいなモデルスタイルの人ばかりは出てこないと思います。あまり恰好よくない人が多いイメージです。

中国のアニメ

 中国でも近年多くのアニメが作られています。たぶんそのきっかけというのは、過去20年ぐらいに渡り日本やアメリカの下請け製作会社として運営してきたところが多く、自力でアニメを作る実力が出てきたのだと思います。
 
 中国のアニメは、日本の80年代と同じです。一番多いのは3歳ー8歳ぐらいの人を対象とした児童向けアニメです。次に小学生を対象としたアニメです。ベイブレード(駒?)のアニメとか、ロボット合体系のアニメです。
 
 幼児向けは熊出没とか、有名なものでも、10タイトル以上あります。またこの部門において、イギリスのPEPPAR PIGとか、カナダの犬の警察のアニメなども、よく見られています。幼児アニメ部門で、日本のはたぶん1つも見られておりません。日本国内ではアンパンマンがトップだと思いますが。

日本のアニメは何でもあり

 いいことか悪いことかはともかく、日本のアニメは何でもありです。上に書いた美女ばかりが出てくるのも一例です。 
 
 また不甲斐ない主人公がなぜか、あちこちの女性からもてる話が非常に多いです。この元祖は、たぶんうる星やつらだと思うのですが。自分はそういう話を見て面白いとは思いません。なので異世界ものは、苦手なジャンルになっています。
 
 また人を殺したり暴力的な描写も多くの国で禁止されていたりします。日本のアニメでは、北斗の拳とか、普通に毎回何十人も死んでしまうアニメも多いです。
 

中国ではドラマがなんでもありになっている

 中国のアニメは、たぶん規制が結構ある気がします。
 
 日本のアニメは美男美女にばかりになっているのですが、なぜか中国の場合、ドラマが美男美女ばかりになっています。
 
 日本のドラマは自分が見た限り美男美女は多くはありません。
 
 中国の場合、整形とか化粧とか照明とか、いろいろ使い、映像をすごくきれいにしようと思っているみたいです。昔自分が思ったのは、こんな美男美女ばかり映して、果たして一般人は結婚できるのだろうかということです。一般の人は、特に美男美女ではありません。
 

まとめ

 今回書きたかったことは、日本のアニメは規制がなく自由自在に作れるということです。もちろん多少の規制はあると思いますが他国と比べ、自由に作れます。
 だから2023年までは、年に数本は素晴らしいアニメが出現していました。
 
 アニメでは制限がないのですが、ところが他のビジネスでは自ら制限をかけて、全く身動きできなくしているように思えます。もしそういうことをしなければ、平均年収が200万円ぐらい高くなるということも十分に考えられます。誰のために規制をしているのか謎です。
そこをみんなで考える必要があると思います。