広州日本領事館で、中国人への観光ビザを発給停止
一昨日、昨日このニュースを何度か見たので、少し補足させていただきます。
中国人が日本に観光に来る場合、旅行会社を通して観光ビザを(もしくは労働ビザ)を取らなければなりません。個人で領事館に行き、申請することは不可能です。
中国に日本領事館は、北京、上海、広州、重慶にあります。自分の戸籍がある場所で、行く領事館の場所が決まります。
今回、広州の日本領事館での観光ビザの発行が厳しくなったそうです。管轄は広東、福建、海南、チワンの4省のみ。
そこに日本ビザを担当している旅行会社が何社あったのかという話になるのですが、約50社あったみたいです。今回そのうち13社のビザの代行資格を取り消したのだそうです。なので残りの40社の所へ行けば観光ビザを取ることができます。
どうして観光ビザを停止したのか?
広州領事館の管轄の人口は、ちょうど2億人です。
台湾の報道では、中国人が靖国神社で、おしっこをかけてスプレーで落書きをしたとかいう事件で、そういうことになったと報じられたのですが、理由は永久に分からないと思います。
だとしたらその犯人は広州領事館がビザを発給した人だったのでしょうか?ネットで犯人を検索してみたのですが、中国人では珍しく濃い顔の人物です。福建省でよく見る人の顔立ちをしています。
一説によると、近年中国人の不法滞在者が多いそうなのです。
不法滞在者に関して、少し調べてみたので、表を載せておきます。令和5年1月の時点で約7万人いるそうです。
ちなみに中国人は14億人いるので、ベトナムや韓国やタイの人口を圧倒しているので、中国人の不法滞在者が多いとはとても思えませんが。
中国は現在給与水準が高くなってしまい都市部の給料は日本とそれほど大差はないようです。
なので不法滞在をするよりも、例えばですが都市部にて高齢者のお世話をするような過酷な仕事をすれば、月給20万円ぐらい稼げるのです。なので仮に日本で月給30万円の不法滞在をしても意味がありません。
ビザの申請は難しい
去年の夏休みは、政府から公務員は海外旅行へ行くなという指導があったそうです。
それが100%の公務員に命令されたということはなく、大部分ということなのですが。
この理由は去年はまだ新型コロナが猛威を振るっていたからです。
それでは、今年はどうなのか?今のところまだ何も聞いておりません。ただ半年ぐらい前は、日本の原発処理水の話で、中国人が全く日本に行かなくなっていたみたいです。
日本旅行はビザが必要です。公証書の発行にもお金がかかるので、最低15000円ぐらい手数料がかかると思います。
それに比べタイは中国人のビザ免除のため、最近は外国旅行といえば、タイに行っているみたいです。韓国は現在中国人に対しビザ免除ではありません。