
今日は、7月10日。
猛暑の中、仕事でブルーベリー農園へ向かいました。
ブルーベリーがなっている姿を見るのは初めてでした。
小さい実を取るのに難儀しましたが、初めての体験で面白かったです。
大山の麓(大山町)の農園で、大山の火砕流の後に作られた干拓地です。
火砕流の跡なので稲作には不向きですが、果樹栽培には適しているのでしょう。
草もよく生えるので、酪農にも向いています。白バラ乳業(大山酪農農業協同組合)のお膝元でもあります。
さて、公休日だった7月7日に映画を観るために、はるばる出雲まで向かいました。
とは言っても、車で1時間なので鳥取市に行くよりも近いかもしれません。
観た映画は、『ハルビン』。
内容からして是非観たい!と思いましたが、上映館が限られていました。
許せないのは、MOVIX倉敷で上映予定なのに、同じMOVIXグループの日吉津では予定されないのです。
そこで一番近い、出雲市の「T・ジョイ出雲」(イズミ系のショッピングモール・ゆめタウン内のシネコン)を選んだのです。
映画の内容ですが、伊藤博文を暗殺した安重根とその仲間達を描いた映画です。
日本では、初代首相を殺した大悪党というイメージですが、韓国では英雄です。
しかし、私が大学のゼミ旅行で韓国に行った90年代初頭。
私たちのツアーガイドを務めたキムさんというおばさん(日本語が超上手かった)は、韓国の名所旧跡を精力的に案内してくれました。
貸し切りバスで移動していた時、安重根の記念碑のソバを通ったとき、それまで流ちょうな日本語で解説していたキムさんが口を濁して説明しなかったのです。まるで、何事も無かったかのように。
きっと、日本から来た若者達に嫌な気持ちにさせたら可哀想だと思ったのでしょう。
その時、安重根という人物に興味を持っていました。
野蛮なゲリラ戦士というイメージだったのですが、全く違っていました。
非常に真摯な人物で、捕虜として捕まえた日本軍の士官を処刑せず、「捕虜を殺すのは国際法違反だ」と言って解放してしまうのです。しかし、その後、その士官が「安重根、憎し」の立場で暗躍するのです。
伊藤博文をリリーフランキーさんが演じていましたが、彼が言うのです。
「腐った韓国王権が何百年かかっても成し遂げなかった発展を日本が作り出したのに」
「私が朝鮮半島を支配する事をためらったのは、どんなに腐った王権でも他国からの侵略が起こると必ず朝鮮民族は反旗を翻すからだ。秀吉の朝鮮出兵の時も、朝鮮人民は徹底的に反抗した」、と。
ストーリーとしては、サスペンス、スパイ映画を観ている臨場感で描かれていて、それはそれでひきこまれました。
日本軍の拷問で裏切る仲間。それでも、その仲間を殺さない安重根。結局、その裏切った仲間も日本からの独立闘争に邁進します。
映画の中で、何回も出てくるのは、「いったい何人無くなれば、何年経てば、日本から独立出来るのだ」という言葉です。
死闘を繰り返しながら、日本支配者側のトップ・伊藤博文を殺した時に安重根は、ロシア語で「韓国独立万歳」と叫び続けるシーンは涙が出ました。
結局、伊藤博文が一人亡くなったところで、日本の支配は簡単には終わらない。
終戦まで、独立闘争は死闘をつづけなければならなかった。何十年も。
やっぱ、韓国映画といえば、こういう涙がでるような話しですよ。
それでも、以前のような号泣を誘うというよりも、映像美やストーリーがハリウッドの影響を受けながら独自に進化した内容になっていました。
次は、日本の戦争話し「木の上の軍隊」が観たい。