国主と国家について | tatuのブログ

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国家について

国家は人類史上必然的なものとして成立した。必然
的とは成長を約束した富の源泉である生産手段の占
拠にあり、それが社会的な生産手段の成長を助けた

現代は真逆で銀行家と企業による生産手段の占有が
国家の未来を危うくしている
国主はそこからの独立を決意しなければならない

爾来、富の源泉が土地だった近代までの
領土を巡る争いには合理的な意味がある

貴族による土地の専有から、直接土地を経営する
士族達による土地経営に移行した鎌倉幕府以降。

日本では百姓による土地所有と領主による国家
経営という諸外国とは違う発達をした

武士団による土地経営の完成が幕藩体制であり
幕府によって改易や転封を命じられる事情があり
領主の土地所有は事実上不可能だった

日本の生産技術の後進性が黒船の来襲を許し
同時に富の基準が商業に変化しており土地より
も金持ちに価値の基準が変化していた

そしていち早く銀行マジックを理解した三野村利
左衛門によって、日本に銀行が導入され[信用創造
=社会が必要とするだけのマネーを空気から作る]

借金によってお金が生まれる世になった

東洋にも銀行が生まれる事で16世紀頃に信用創造
を発明した一族をトップに頂く銀行家によって世界
が金融支配される時代を迎えた

もとより銀行はコスモポリタンであり必ずしも国家
を必要とはしないが1790年に権力を握った

銀行家が国民を支配するためには国家を利用するし
かなく彼らがフランス革命を計画して履行した


《我々は[自由・平等・博愛]という言葉を大衆に
教え込んだ最初の民族である》
《ゴイムの自然発生的で世襲的な貴族社会の
廃墟の上に我々は[金]による貴族社会を作った》



このコスモポリタンな銀行家の金儲けのために
彼らの[ゴイム=代理人・エリート]は彼らが
空気から作る[金]を求めて世界中で戦争と

大恐慌を起こし世界中の民が益々彼らがつくる
[お金]に依存する社会環境を整備してきた

そして現在世界の価値基準はお金で成り立ち
総仕上げの時期が近づいてきた

ニューワールドオーダー(新世界構想)という
銀行と一体の巨大企業が世界を支配する構想
の一環にTPPがある

犯人はアメリカでもイギリスでもイスラエル
でもない それは媒体にすぎない
本体は銀行家連盟であり国家ではない

日本国も含めてほとんどの国家が銀行家に乗
っ取られている事を理解しなければ未来には
進めない

彼らはお金を求めているのではない
お金はすでに彼らが自在に作れるのだから
求めているものはお金による人間支配である

彼らが作る[お金]に真っ先に飛びつくのがエリ
ートと呼ばれる人たちであり、自分の利益を保
証するための国づくりを民主主義の名の下に行
っている

銀行家はエリート[経済学者・法律家・政治家・
マスコミ]
をお金で製造し自分たちが世界を導
く超越した存在だと信じている

銀行家が作るお金で民主主義の他に共産主義
も創造しそのエリートによる国「ソビエト」が作
られたがそれは悲しい失敗作だった

国家を超越して銀行家が支配する世界を本気で
作ろうとする勢力(銀行家達と代理人)に対して
我々も明確な政治的な指針を持つべきだろう

それは民主主義の否定から始まる
なぜならば銀行家が宣言するように民主主義が
銀行家による創造物である限り

代表者が必要な民主主義は銀行がつくるお金に
代表者自身が率先して銀行家の意を汲み買収さ
れる運命を持つからである


民主主義から国主主義へ

《ゴイムの自然発生的で世襲的な貴族社会》
絶望していた坂本竜馬や西郷隆盛に大きな希望
を与えた民主主義は大正デモクラシーを産み

幸徳秋水を産んだが依然として封建思想と朱子学
の残影を引きずり民主主義という思想の熟成には
敗戦と戦後の高度成長経済が必要だった

民主主義の発案者が同時に共産主義の発案者だっ
たのを知り加えて銀行の仕事が[借金からお金をつ
くる信用創造]という衝撃的な事実を理解するには
複雑に入り組んだ秘密を解かねばならない

ヒットラーやレーニンの後ろにはいくらでも必要な
だけお金[借金]をつくれる財布が控えていたので
あり、必要な組織も人も簡単に買収できた

法律家・政治家・官僚・マスコミと国家の主要な機関
がお金で飼育されている。ここに住む現代人は銀行
家に買収されるのが当然で、中国共産党の幹部を嘲
笑えない

日本もまた大企業にいくらでもお金を融通できる
銀行と国民に全てのツケを押し付ける日本銀行
を持っている

未だに景気の動向が大企業中心なのは当然で
ありそれが彼ら[エリート]の責任範囲なのです

キリスト教信者ではない者には理解できないが
自分達だけが救われるという選民思想に基づく
『ノアの方舟』に乗る人たち

だが多くの人々は人間を超越した人間ではなく
ただの凡人であり地球を離れては生きられない

ここに凡人が住み凡人がつくる『国の夢』をデ
ザインする意味がある

なぜならば[金の貴族]が整備した土台の上には
金による利益に背を向け国主共通の利益と富の
国家を建設するという崇高な世界は築けない

国主は[金の貴族]の外側に国主のための万能薬
である国家紙幣を中心に据えた土台を作るのだ

明治15年に銀行制度に敗北し滅んだ国家紙幣を
国主の同意で再建し[万民の富を万民が作る]利を
生まず国主の富を生み続ける時代へ舵を切る時
がきている



銀行券から国家紙幣へ

不可能になった世界大戦と爆発的に進化する
生産技術によって銀行経済はすでに死に体と
なっている

国民の未来を盗み続ける[日銀発行の銀行券]と
オサラバし国民の借金となっている山のような
国債の全てを国家紙幣をもって日銀に返そう

その時に国家紙幣の理想的な利用方法を多くの
国主がデザインし、多くの国主が選択するだろう

蓄財の機能は銀行券にまかせ国家紙幣にはその
機能は持たせられないだろう

富の占有と人間支配には都合がいい「利」を基
準にした銀行券の争奪が資金も権力も持たない
ただの人間から自尊心と独立心を簡単に奪う

そこでは国を創ろうという崇高な精神は持てず
国に頼らねば生きられないと思い込む国民を作
り、その絶望が国民年金とか生活保護費とか貧
困層という言葉に置き換えられている

必要な物資は国主によって作られるべきであり
必要とする人が制約なしにそれを手にするべき
であり、必要はいつでも生産のエネルギーとなる

それが国主経済の基本であり国主全体が他人を
認めて社会において生涯自分ができることをし

他人の役に立ちその事によって自分も生涯を安
心して全うできる

主役はエリート諸君ではなく一人一人の国主た
ちのだから国主は国主としての未来作りを発表
すべきでありその一つ一つを支持するのも国主
たちの仕事だと思う

国家とは国会や官僚や銀行ではなく[自分自身]
でありそれが国主なのだと考えるのが道理で

銀行家が作ってきた国家が「個の利益」の追求
に事の本質がありそのルールは当然銀行家の絶
対優位を基本にして作られている

これと競合する事は無意味である「個の利益」
の世界は壊れかかっており金儲けを無視しては
生存できない銀行の最後のより所である様々な
中央銀行は多額の国債を今後も積み増さざるを
得ないそこには例外となる国は存在しない

なぜならば銀行は成長し続けなければならない
からであり、利子を取り続けねばならないが例
え数年であっても成長し続ける事は難しい

勝ち戦を永遠に続ける事はできないし全てをゼロ
にリセットする世界戦争も核の放射能による地球
生物の抹殺という負の連鎖を引き起こすので不可
能である銀行経済は進退窮まっている


                〈続〉