国主・国家について 2 | tatuのブログ

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私はこう考える

未来設計図もなしに毎日・毎月を遮二無二生き
ているのが現代銀行経済であり計画は行き当た
りばったりで無計画に近い

しかし人族は種として何十万年をも生き続けて
来たように今後も数十万年以上を生き続けるは
ずである。

家族だけが世界の全てだった何十万年もの歴史
の上に数千年の血統支配による貴族社会を完成
させ、マムシの子のようにその腹を食い破って
『金による貴族社会』=銀行家が支配する世が
誕生してから300~500年が過ぎた

その銀行家が生み出した『民主主義』は代理人
の宣伝によって大いに発展したが『民の代表は
ついぞ民を主』にすることなしに、自主的に銀
行家の奴隷となり自壊の時を迎えている

『人族であれば誰でもが、自分自身が国家であり
国家の行方を定める決定は自分でする』とする

シンプルな統治理念の『国主主義』は、民の代表
を否定し、最大多数者のための富を最大多数者自
身が創造し、それを合意によって分配する社会を
作るのに適している

「国主主義」は自分たちが統治する国家の国境
を定めその国内における生産と消費の自給自足
を理想とするものであり、国家を金儲けの道具
ほどにしか思わない「銀行家の理想」とは一線
を画すものである

国主自身がきめ細かく統治する国家の人口を約
200万人と定め国家の外に約60の国家で成り立つ
日本連邦政府を持つだろうそれは徳川幕府のよう
なものであり、同じように鎖国ではないが連邦政
府内での自給自足を経済の基礎とするだろう

なぜならば近現代の最高の発明品である都市が
機能不全に陥るからである

それは都市のインフラ劣化による荒廃ばかりでは
なく都市機能を根底から支えてきた「会社」その
ものが激しく消滅していく過程に遭遇している

今いったい何が起こっているのか我々の未来がど
うなるのかを考えてみると見えてくるものがある

この20年ほどで社会から消滅してしまった仕事
の多くはコンピュータの進化によるものだった。

それは鐵工業界・印刷業界・映像業界・建築業界
と多岐にわたっている。そして巨大家電メーカー
や中小企業メーカーを崩壊させる予備軍3Dプリ
ンターがいよいよ実用段階に入ってきた

さらにたった数万円で遺伝子解析をしていまう時
代に我々は生きている事を自覚しなければならな
いだろう。この技術は10年前までは数千億円とい
う途方もないお金が必要だったのだから

3Dプリンターは金型を全廃させる力を持つばか
りではなく、マンションの一室でオーダーメード
の家電が作られる可能性を持っている

すなわちプリンターセンターさえあれば、誰かが
作った設計図に従い全く同じ製品が必要なだけ印
刷されるのである

これに産業用大麻や木材のセルロースから作った
鉄の十数倍硬くしなりがあり、しかも軽いプラス
チックが3Dプリンターの材料となれば家電や家
具のほとんどはそれで代替されるだろう

しかも井出治氏が言う空気中に飛び交っている電
気エネルギーを自在に取り出せるのならば、冷蔵
庫や掃除機や炊飯器にはコードがいらないだろう

井出氏が作った発電機を使わなくても、HHOガ
ス(水ガス)でも家庭用の発電機は苦もなくつくれる
だろうし、それらの全部がなくてもメタンハイドレ
ートが日本近海には使い切れないほどあるという

我々がこの20年ほどで経験した消えてしまった
職業は今後も続き、中小零細企業に顕著だった消
えた業界は巨大企業と呼ばれた会社にも

容赦なく迫っていくだろう。セルロースプラスチック
の資源は地球上から植物が絶滅しない限り保障さ
れる。燃やせばただの炭素になるこの素材は鉄と
石油を代替するだろう

さらには壊れない優れたディスプレイにもなると
いうこの素材は巨大ガラス技術会社さえも陳腐な
技術にしてしまうかも知れない

銀行家ファミリーによる米国国際資本モンサント
他による日本国をターゲットにした国家乗っ取り
作戦のTPPは米国とカナダを乗っ取った彼らが

CIAの意を汲んで言われなくても行動する東京
地検特捜部・財務省・経済産業省・外務省・5大
マスコミ・共同通信・電通・NHKが共同で国民
の洗脳を担当し日本を乗っ取ろうとしている

この件に関しては自民党の国会議員に多くを期待
できるが小泉・竹中路線につながる新自由主義派
とみんなの党及び日本維新党には絶望する

『国主主義』は一つの考え方であり世界中で普遍
的なものであり、米国でもヨーロッパ各国でも等しく
意味のあるものであり『国民~国主』になるのは
自分自身の意識を変えるだけのことだ

鎖国の経験を持ち全てを国内で生産し国内で消費
してきた高度な歴史を持つのは日本国だけであり、
外国の支配を受けているのは敗戦後から現代まで
の70年足らずに過ぎない

日本国は再び自主独立の未来を設計する機を得て
いると私は信じている。鉄と石油が重要な意味を
持たなくなれば、ほとんどの巨大企業は巨大さを
保てないだろうし

発電業界も送電網そのものが意味を成さなくなり
営業できないだろうし、エネルギー業界もタダ同
然に生まれてくるエネルギーに生存する価値をも
てないだろう

当然それらの巨大企業によって成り立ってきた都
市も大きく見直しを迫られるだろう。なにせ人族
は今後何十万年から何百万年をも生き延びる事を
目的としているのだから

21世紀に生き続ける我々は過剰浪費を最適の生存
条件としてきた、限りない利子の成長を無意味に求
める「銀行経済」からの卒業を迫られている

それに取って代わる「国主経済」を建設する時が
今来ていると思う。それがどのようなものなのか
私は色々と想像している

人間にとっての富の成長には貪欲であるのが当然
だと思うが利又は利子の成長は独占と支配の製造
元であり異端としてしか認められないと思う

もちろんそれを事業にしている保険・証券・等の
金融業は廃止されなければならないし、保険を必
要としないほどの豊かな人生をホトンドの人々は
享受しなければならない。

そのための国家による自給自足であり、足りない
ものを融通しあう連邦政府でもある

そして国家としての富の創造と分配を国家紙幣で
するというシンプルな発想は、人心の国家に対す
る意識の成長に大きく関わっている

忠君すなわち君主が国家そのものであった時には
国民が国主として自己認識できず、君主が滅ぶこ
とによって銀行家が用意した「代議制民主主義」
が万戸の歓声を得て登場した

デモクラシーが日本人によって「民主主義」と翻
訳されることで、漢字文化から来る誤解が生じた
のではないだろうか? 始めから民の代表者=エ
リートによる自治制度だったはずが

「民が主(あるじ)」との誤解の上に日本的な民主主
義が拡大再生産されていったのではないだろうか
このステキな誤解による民主主義の上に「国主主義」
が違和感なく乗っかる素養があると思っている

代議制民主主義が国立大学を卒業した正しくエリー
トの称号を手にしたCIAの友人たちによって正し
く理解され一般国民とは乖離した民主主義を奉じる
ことになったのではないだろうか

だから一般国民(エリート教育を受けていない政治
家を含む)には売国奴にしか見えない彼らエリート
の行為は至極正当な行為なのではないだろうか

すなわち飼い主に絶対の忠誠を誓っているのであり
一般ピープルはその辺の野良犬のようなものだし、

領主をギロチン送りにして金の貴族としての支配者
に成り上がった人に対してゴイムとして取るべき礼
節がエリートの全身を貫いているのかもしれない

国主主義とは知らずにではなく、良く理解しながら
飼い主を持たない考え方である。むしろ自分自身が
国であるという強固な信念によって、自分たちに合
ったステキな社会を作ろうと決意する道である

金の貴族たちの支配はその強欲さによって、自ら滅
びつつある。暴力に頼って彼らを排除するのではな
く社会の多数者が国主としての意識を持つことで、
最初のハードルである国家紙幣を発行し、国主によ
る自治社会への糸口を見つけるだろう

自然の富で溢れている米国では何でもないことだろ
うが、議会のほとんどがウイルソン大統領以来完全
に乗っ取られている以上

ロンポール氏のさらなる努力に期待するしかないだ
ろう。幸い老人にすぎない氏の強力な支持者が若者
たちだというところに期待したい