上榮山妙見寺 令和6年祝祷会の御札&五段御守(群馬県伊勢崎市境西今井) | まほろば御朱印紀行

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 令和6年1月1日に群馬県伊勢崎市境西今井にある日蓮宗の名刹「上榮山妙見寺」に参拝する。

 上武道路のすぐそばだ。駐車スペースはあるので自動車は停められる。


 こちらの寺院の由緒は次の通りです(鎌上政巳編著『伊勢崎のお寺』より)。
「『上野国郡誌』によれば、明治十七年に今井村字中道一村を挙げ日蓮宗に入り申請、身延山久遠寺末となるとありますが、以前のことは不明です。尚、丈明院と言う院号は現在使用していないとのことです。
 境町史によればこの地域には日蓮宗と異なる風習もあり、また、この地域は元世良田領であり、『世良田旧跡案内』には西今井に慈光寺と言うお寺があったが天明年間(1781〜1735)に焼失したと記されておりますが残念ながら両者の関係は判りません。
 このお寺の特徴としては中道一村を挙げての日蓮宗ということから日蓮上人の遺徳を偲ぶ御会式は村挙げての行事となっています。
主な行事
 8月13日 御施餓鬼
 10月14日前後 御会式」


 以前よりSNSで通じている方が奉職をしているお寺になります。
 なにかの縁でしたので新年の祝祷会の御札を受けに行きました。

 入口です。
 わら観音
 案内板によると次の通りです。
「この【わら観音】は昭和六十一年9月19日に発足した【わらの会天使の宿】に預けられた約30名の子ども達や【鐘の鳴る丘】の子ども達を見守り続け、また助けることのできなかった幼い命、この世に誕生することのできなかった命を救い続けていらした慈母観音様です。ご縁があり当山にお祀りすることとなりました。
 命の重さをあまりにも軽く考えている現代社会。わら観音にお参りする皆様とご一緒にあらためて命の大切さを考えていきたく存じます。そして、『わらをもつかむ思い』から『わらって過ごせる生活』に変えていきましょう。
  平成二十三年五月吉日
  上榮山 第九世 志道日仁代」

 本堂
 昨年の12月22日の冬至に行われた星祭の御札です。
 新年祝祷会の御札(1,200円)、五段御守(800円)を頂きました。
 また、当時の星祭の御札(500円)は昨年末に頂きました。

 五段御守の五段とは「五段の因縁」と呼ばれる5つの霊のことです。その5つとは、死霊・生霊・狐著・疫神・咒詛です。




寺院名:上榮山 妙見寺
所在地:群馬県伊勢崎市境西今井318番地
宗 派:日蓮宗
本 尊:釈迦牟尼仏