中村八幡宮(栃木県真岡市中) | まほろば御朱印紀行

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 栃木県真岡市の南西に神社は鎮座している。
 真岡鐵道の各駅からは遠く、自動車で言ったほうが良いです。

 こちらの神社の由緒は次の通りです(案内板による)。
「中村八幡宮   
        真岡市中
 主祭神は誉田別尊である。社伝によれば、天武天皇の時代、勅命により諸国に八幡宮が建立されたが、当社はその一社であるという。また、永承年間(1046〜1052)に源頼義・義家(父子)が前九年の役(1051〜1062)に際して、常陸・下野・上野の地に八社、八幡宮を建立し、石清水八幡宮(京都)を勧請したが、その八八幡(やはちまん)の一社で あるともいわれている。
 文治五年(1189)7月、源頼朝が藤原泰衡を追討するため奥州へ向かう際に、当社に戦勝を祈願、当地の領主 中村時長も祈願し活躍することができたという。その勲功により、時長に伊達の地が与えられ、その子宗村が奥州伊達氏の祖になったといわれる。翌年、八幡宮に軍記が奉納されるなど伊達氏の守護神となった。
 以後、建久四年(1193)には、源頼朝より三十三町の神田の寄進を受けたり、伊達家代々の当主が、本殿や拝 殿等の造営や修理などを行っている。 かんえい また、寛永二年(1625)には、社殿修復にそなえて氏子たちが杉や檜2,400本を境内に植えている。(県指定天然記念物『中村八幡宮の社叢』)以上のように、源氏や奥州伊達氏との関係の深い神社である。
 平成十八年九月
    真岡市教育委員会」

 こちらは鳥居になります。
 くぐると正面には社殿があります。
 誉田別尊を祭神とする神社。由緒をみる源義家絡みだから、やはり八幡宮である。
 この地から奥州伊達氏が出たとは不思議である。下野国ですから。
 真岡市内とはいえ、周辺は長閑な田園風景が広がるところに鬱蒼とした社叢が広がる。

 神楽殿
 どんな神楽が舞われるのだろうか?

 御朱印を頂こうとは社務所に行くと、宮司宅へという案内がありました。
 社殿裏に普通の住宅があり、声を掛けると宮司さんが応じて頂けた。
 御朱印代は300円。



神社名:中村八幡宮
鎮座地:栃木県真岡市中556番地
祭 神:誉田別尊
社格等:ー