羽田から早春の風景を眺めつつ鹿児島へ | 国立公園鉄道の探索 ~記憶に残る景勝区間~

国立公園鉄道の探索 ~記憶に残る景勝区間~

国立公園内を走る鉄道の紹介と風景の発見
車窓から眺めて「これはいい」と感じた風景の散策記

[国立公園鉄道の探索]

羽田から早春の風景を眺めつつ鹿児島へ

 

 

 

快晴の3月の羽田空港。

富士山や南アルプスの山々も遠望できます。

 

 

 

 

駐機場へバスで移動してソラシドエア機に搭乗します。

バス移動は時間がかかり、大変なのですが、駐機場の風景と接することができるメリットもあります。

 

 

羽田空港D滑走路を飛び立った機体は、東京湾上空であっという間に上昇旋回して鹿児島方面へ進路を向けます。

 

 

 

羽田空港の場周経路、ダウンウインドから今飛び立ったD滑走路を眺めます。

川崎人工島・東京湾アクアラインの換気塔・風の塔の白さが目立っています。

 

 

富士山が見え始めます。

 

 

 

横浜港を見下ろしつつ進んでいきます。

 

 

 

江の島と相模湾岸の町が見えてきました。

 

 

 

真鶴半島が相模の海に突き出しています。

すぐ北側は箱根になります。

 

 

 

 

箱根が見えてきました。

春まだ浅い山々の底に、芦ノ湖が蒼く輝いてみえました。

 

 

 

富士が間近に見える位置にやってきました。

羽田から見た時は、全山真っ白に見えましたが、西側斜面はあまり雪はみられません。

 

 

 

 

富士山の彼方には南アルプスから八ヶ岳の連山が見渡せました。

宝永山の噴火口は雪に覆われています。

写真では上手く映りませんでしたが、北アルプスの山々も望まれました。

 

 

 

 

 

発達した南岸低気圧が通り過ぎる度に、富士山東斜面は白銀の輝きに満たされていきます。

 

 

 

 

壮大な南アルプスの山々を展望します。

 

 

 

富士川河口の彼方に屹立する富士山。

遠ざかってからも、よく見えました。

 

 

 

機体は愛知県渥美半島上空を通過中です。

ここからは、知多半島と三河湾、そして大アサリ丼が名物の佐久島も見えています。

 

 

 

 

機体は紀伊半島上空を通過して紀伊水道へ向かいます。

 

 

四国徳島の南東海岸が見えてきました。

「室戸阿南海岸国定公園」にも指定されている景勝地帯です。

 

 

高知県の室戸岬上空を通りかかります。

昨年、宮崎空港までいった時は、今少し南側を飛んだため、半島先端が見えましたが、鹿児島行の飛行機、ほぼ岬上空を進んでいきました。

 

 

 

数分後に、今度は足摺岬上空に差し掛かりました。

豪快な岬と美しい入江の組み合わせか゛見事な「足摺宇和海国立公園」の指定エリアです。

室戸岬と足摺岬を結ぶ線の先に九州宮崎の海岸があります。

 

 

さらに西へ、飛行機は宇和海上空を進みます。

画像左側、翼の下には「足摺宇和海国立公園」の沖ノ島も見えています。

優れた海中景観が見られる一帯で、足摺宇和海国立公園の海域公園の指定も受けています。

 

 

 

 

日向灘を渡り、九州へ入ります。

主翼真ん中のフラップトラックフェアリングの下に新田原基地の滑走路も見えています。

 

 

日向国の上空を通り抜け大隅の国に入り、錦江湾上空から鹿児島空港最終進入路へ向けて旋回します。

 

 

鹿児島空港最終進入路途中からは、縄文時代早期前半の住居跡が発見された上野原遺跡も眺めることが出来ました。

左側に見える工場群は、「国分上野原テクノパーク」です。

この工業団地造成の過程で、縄文遺跡が発見されたそうです。

 

 

 

霧島の山々も見えてきました。

 

 

 

鹿児島空港に着陸しました。

 

 

鹿児島空港屋上の展望スペースは霧島連山の絶好の展望スポットです。

 

これから、霧島錦江湾国立公園の風景地と、鉄道名所を訪ねてみたいと思います。