節分の翌日は立春。
立春と言えば思い出すのはこちらの和歌と唱歌。
袖ひちて 結びし水の こほれるを
春立つけふの 風や溶くらむ
平安期の歌人、「古今和歌集」の編者としても名高い紀貫之の名歌です。
去年の夏、袖を濡らして掬い、秋を経て冬に凍った水を、
立春の今日の風が溶かしているだろうか、という意味ですね。
もちろん、立春を迎えたからといって、すぐに暖かくなるわけではない、
特に、旧暦と新暦にはずれがあり、今の時代は体感的に一番寒い時期です。
だから、観念的(頭の中だけ、理屈だけ)な歌と、批判する人もいました。
正岡子規はその代表格ですね。
それでも、「春」という言葉だけで前日までと違う温もりを感じる日本人の感性、
それを歌い上げた見事な歌と、私は思います。
唱歌の方は「早春賦」
本当に日本語は美しいと、いつも感じ入ります。
さて、みなさんに春は来ましたか?
私は今年は受験生をお預かりしていないので、
「12歳の、15歳の春」とは縁がありませんでした。
気は楽ですが、ちょっと寂しい思いもありますね。
私が理事を務める「社団法人日本Webライティング協会」授与の資格。お勧めです。
それからWOHASをより多くの方に知っていただきたいと思っております。
WOHASの名の下へ、みんな集まれ!!を合言葉に。
↑ロゴをクリックするとWOHASの紹介PDFファイルが開きます。
ダウンロード・印刷はご自由にどうぞ。
お問い合わせはこちら
(lanlan教育研究所のfacebookページのお問い合わせフォームにて承ります)
業務コンテンツがあります。
国語の先生のブログでした。
人気ブログランキングへ
人気ブログランキング
国語の先生、越智由季子に相談してみませんか?
初回の相談は無料です。
国語のことでも、教育相談でも子育てのお悩みでも何でもお気軽にお問合せください。
☆国語の先生に相談する。
クリックしてニャ