[Amebaグルっぽ]

 

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書物ではありませんが、冊子掲載のエッセイの感想なので読書感想文カテで。

通販で利用している化粧品会社から月1度商品カタログを兼ねた小冊子が届きます。

ブランドはこちら。無添加主義HABAさん

ハーバー美容手帖の4月号の三浦しをんさんのエッセイが

とても面白かったのです。

タイトルは「自由な鳥」

大阪都能登半島を結ぶJR線の特別急行サンダーバードの話です。

筆者はあるとき福井に所用があり宿泊、

早朝の大阪行きのサンダーバードに乗ったそうです。

早朝ということもあり乗って直ぐに寝込んでしまった、

目が覚めるとなんと「車窓の右手に琵琶湖が広がっており」

頭が盛大に混乱したということでした。

本来、サンダーバードは琵琶湖の西岸を走る列車、

つまり福井から大阪に向かう便なら、車窓の左手に琵琶湖が見えるはずなのです。

三浦さんは「寝ている間に異次元のサンダーバード号に乗り換え、

異次元の琵琶湖沿岸を運ばれてしまっているのか」と慌てます。

そうしているうちに彦根のゆるキャラひこにゃんの看板が目に入り、

米原から彦根を通っている=琵琶湖の東岸を走っていることに気づきます。

やはり異次元だ!大阪にたどり着くのか、仕事に間に合わない、と

心もとない思いになりながらもサンドイッチをほおばっているところに

車掌さんからの車内アナウンス。

琵琶湖西岸に強風が吹き荒んでいるため、米原経由で東岸を走ることになった、

遠回りになるので、到着時間が40分ほど遅れる、という内容でした。

これは特別なことでなく、強風の時にはよくあることだそうです。

三浦さんは驚きながらも、異次元旅行気分を味わえて楽しかった

おっしゃっています。

読んでいて私も、一緒に異次元を旅行している気分になり、楽しかったです。

特にサンダーバードという名称から、「自由な鳥」と表現し、

「天候に応じて柔軟に決めてる」「風任せ」

「生き物みたいだなとかわいく感じられ」という親しみを込めた文言に

とても心惹かれました。

「強風が吹くたび『いまごろサンダーバードは、琵琶湖東岸を走っているのかな』と思いを馳せる」と締めくくっています。

素敵なエッセイでした。

私もいつか「自由な鳥」に乗って異次元の旅をしてみたいです。

 

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