[Amebaグルっぽ]

 

AmebaMeister 丸形170px

 

戸建てが多い近隣ですが、我が家の前に2棟の小規模マンションがあります。

1棟はファミリータイプ、

1棟は広めのワンルームで、一人暮らしか若いカップルかが住んでいます。

社宅がわりになっている部屋もあるらしく、結構入れ替わりがあります。

駅から遠いこともあり、保証協会が入っていないようで、

時にはとんでもない人たちが住んでしまうこともあり、

近所の悩みの種になることも叫び

以前は、警察沙汰になったことまでドクロ

 

それでも、最近はきちんと挨拶できる若者ばかりで、安心していました。

先週のことですが、朝からトラックや作業車が入り、引っ越しの模様。

ちょうど出てきた住人さんに「お引越し?」と声をかけると、「はい」と。

転勤で遠くに行く人は今までも見ているので、「どちらへ?」と聞くと隣の区だと。

彼女さんが出入りしているのを何度か見たことがあるので、

「あら、おめでたい話かしら?」というと、「いやその逆なんです」と残念そうに。

自分は結婚するつもりで広めのここを借りたけれど、別れることになった。

一人なら狭いところでいいので、引っ越すそうです。

「なんだか結婚がわからなくなりました。もうしなくてもいいかなと」と。

背も高く、なかなかイケメンなんですけどねグラサン

 

そういえば、生涯未婚率が毎年上昇していると聞いたことを思い出しました。

学生時代からの付き合いのまま、もしくは若いうちに出会って燃え上がったまま

結婚に至る人はいいけれど、そうでない人はなかなか相手に巡り合えないそうです。

以前のように、釣書をもって適齢期の若者がいる家庭を回るような月下氷人

世話焼きおばさんのような人もいなくなりましたし。

上流階層では、今もお見合いが当たり前なのかもしれませんがね笑

出会いのチャンスもなかなかないうえ、

結婚自体が魅力的でなくなっているのかもしれませんね。

 

先日、連れともこの話題で話しました。

連れ曰く「女性は自分が結婚したいと思えばできる。

男性は思ってもできない人はできない」だそうです。

確かに、女性はまず20代のうちは、よほどの欠点がなければ相手には事欠きません。

条件など、多少の譲歩をすれば、結婚できないことはないでしょう。

でも、男性は、なかなか結婚できない人はどんなに譲歩してもできない。

逆に、まったく譲歩しなくてもできる人はできるのです。

女性は、30代になっても、いや中高年になっても、結婚は可能です。

理想でなく現実を見ることによって、「どうしても」したければできるのです。

ただ、いわゆる「スペックの高い」女性、高学歴だったり高収入だったり、

総合職専門職として社会貢献をしていたり、という女性は、

妥協してまで結婚したくないと思う人が多いようです。

現代社会は、まだまだ結婚生活で女性の側が犠牲になることが多いですからね。

姓の問題しかり、親世代の「家意識」しかり。

子どもができればさらに。

妊娠出産期間はともかく、育児期間も保育園からの呼び出しに応じるのは

どうしても母親が多くなりがち。

そんなことで、姓を変える面倒の上、

せっかくのキャリア、収入を捨てたり諦めたりするのは、

現状、やはり女性の方が多いのは事実です。

妊娠出産だけは女性しかできないけれど、

それ以外の家事育児は男性でも同じようにできるのに、

なぜか「共働きの妻に、専業主婦だった自分の母親と同じことを求める」男が

まだまだ日本には少なくないようです。

それでは、子どもの時から男の子と同じように努力して、勉強して、

学歴も資格も身につけ、社会的キャリアを積んでいる女性が躊躇うのも当然ですね。

なぜ、女性だけが「今までの努力の成果」を捨てなければならないのでしょうか?

もちろん、結婚して誰かの生活の手助けをして、子どもを産み育て、

家庭を守ることに生きがいと喜びを感じる女性はそれでいいと思います。

また、社会の中で苦労して一人の生活を維持するだけの収入を得ることが難しい、

そんな苦労はしたくないという女性が、家庭を選ぶのも自由でしょう。

ただ、そうでない、というより優先順位のトップがそれでない女性、

社会の中で自己実現することに価値を見出す、

男性と同じいやそれ以上の働きができる、当然収入も男性と変わらない、

そういうキャリア型の女性にとって、今の結婚制度はうまみがありませんね。

この人のためならどんな苦労をしてもいい、と燃え上がれる若い時ならともかくメラメラ

両目で現実を見られる、ある程度の年齢になってしまえば、

結婚によって得るものと失うものを天秤にかけて、

非婚を選ぶのもやむを得ないでしょう。

男性のほうは結婚生活で失うものより得るものの方が大きい、

だからできれば結婚したいけれど、

女性は「多くを失ってまでしたくない」と逃げる。

かくして「結婚できない男、結婚しない女」が巷に増えるのです。

 

「結婚しない女」つまり、あえて結婚を選ばない女性は、

上に書いたように有能な社会人も少なくないので、

是非、こういう女性には子供を産み育ててほしいのですけれどね。

母になるというのはやはり大きな喜びですから、

社会のためだけでなく、自分自身のためにも。

 

社会制度、それから男性側(男の子の母親も含めて)の意識の変革

非婚率を下げ、少子化を食い止めるためにも必要なのではないかしら。

 

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