[Amebaグルっぽ]

 

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私には、教育者のはしくれとしての信念がいくつかあります。

こちらの過去ログもお読みください。

ここに書いたように「子供を巻き込まない」

これは言うまでもないことですが、

今回は「中学高校受験」に特化してお話ししたいと思います。

私のポリシー1

受験校選びは、偏差値や問題との相性よりも、

本人及びご家庭と校風の相性を優先する。

どの生徒でも、第一志望は決まっていることが多いですが、

いわゆる「押さえの学校」選びでは、私どもに相談なさることが多いです。

特に、中学受験の場合は、本人はまだよくわからないので、

主に保護者からのご相談になります。

この場合、偏差値や問題との相性、

つまり合格可能性で選ぶ塾講師家庭教師がよくいます。

それは全敗を防ぐという安全を考えれば、決して悪いことではないでしょう。

でも、それだけで選ぶことには、私はどうしても賛成できないのです。

なぜか。

それは第一志望に合格する生徒の割合がかなり低いことを考えると、

押さえの学校に通うことになる確率が高いからです。

中学受験であれば、6年間通うことになるのです。

校風や、学校の方針と合わなかったら。

苦労するのは子供自身です。6年間、どれほどつらいことでしょう。

ですから、私は、本人の性格、ご家庭の方針をできるだけ理解して、

同じような偏差値の中から、校風が合う学校を勧めることにしています。

中学受験とは比べられないかもしれませんが、以前高校受験生を指導していたとき。

所属していた塾は、受験校選びに関してはご家庭本人に任せていました。

もちろん、安全を期してのアドバイスはしますが、あくまでも本人次第。

まあ、小学6年生と中学3年生は同じにはなりませんが。

でも、本人の意思を尊重して、たとえ失敗しても不満は少なかったように思います。

実際、兄姉が第一志望不合格でも、弟妹を預けてくださったご家庭も多く、

また、失敗した本人がそのまま高校部に通うこともよくありました。

高校部に通わなくても、3年後には立派にリベンジを果たして報告に来てくれました。

それと比較すると、「塾が保身だけを考えて合わない学校を勧めた場合」

やはり塾(家庭教師も同じ)に対する不信感が募り、

進学する学校の報告すらなかった、というケースも複数ありました。

ですから、私は校風が合う学校を勧めます。

 

私のポリシーその2

国語の、日本語の指導者として、目先の中学受験に合格すればそれでいい、

というだけの授業はしない。

中学受験塾で指導していたとき、「入試に出ないことはやらなくていい」

理系の講師や代表者(これも理系の人)に言われました。

でも、日本語の基本であれば、直接問題として出なくても、

何らかの影響はあると思っています。(この時は筆順でした)

さらに、今後も日本人として日本語を母国語として生きていくなら、

大切にしておいた方がいいことを、受験に関係ないからと蔑ろにしたくない。

それは長い目で見れば生徒本人のためには決してならないと思うからです。

そういう大切なことを疎かにしなければ合格できないようなら、

それは分に余るということなのです。どこかで破綻するのではないでしょうか?

実際、私が過去に教えた生徒たちの何人もが、大学生になって社会人になって

「先生が教えてくれたことが役立ちました」と報告してくれます。

私がこの仕事をしていてよかったと思うときでもあります。

 

長文になりましたが、この2つのポリシーを守れないような仕事を、

いくら生きるためとはいえしたくありません。

ですから、もう組織に属することなく(裁量が許される家庭教師派遣会社は別)

一個人として、生徒とそれからご家庭と向き合っていこうと思います。

こんな不器用な私でよろしければ、何でもご相談くださいね。

2学期以降、あと2~3件オンラインでも対面でも、家庭教師をお引き受けできます。

お待ちしております。

 

私が理事を務める「社団法人日本Webライティング協会」授与の資格。お勧めです。
それからWOHASをより多くの方に知っていただきたいと思っております。
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