個人情報保護の観点から詳しくは言えませんが、
今、担当している生徒の快挙がありました
ネット検索で引っかかるレベルの作文コンクールで最高位の賞を受けたのです。
しかも2本
1本は自治体主催の首長賞でした。
こちらはネットで読めるので、さっそく読みましたが、考え方も表記も立派なものでした。
も1本は、ある作家の名前を関したコンクールでした。
これは、なんと私の授業がきっかけで応募したのだと
教材に、ある作品の一部が取り上げられていたので、あらすじや根底に流れる作者の思想に簡単に触れました。
その作品に興味を持ち、全部を読み、色々と調べて書いたそうです。
こちらは、中身は読めませんが、題名からしてその年齢とは思えないものです。
保護者の方も感謝してくれ、私も教え子の快挙を心から喜びました。
受賞したという事実もさることながら、私がしたい「本物の国語教育」が、
形になり、実を結んだということが何より嬉しかったのです。
国語という教科の特殊性かもしれませんが、目先の受験だけを視野に入れた教育より、
生涯に渡って財産となるような国語力をつけたいと、日々思っております。
私が考える「国語教育とは」に対する答えは、元同僚の英語の先生のブログにわかりやすく書かれています。
長文ですが、お読みいただけると幸いです。
特に、>国語という教科は,日本の文化・社会・歴史・芸術ひいては礼儀作法までその一切を包含する。年少者は,国語を通してそれらを咀嚼し,やがて自らが発信できる存在になるための訓練を積まなければいけない。
> 国語を通して,社会や理科や芸術科目にも関心が持てるような子供を育てる,そういった期待のまなざしが他科目からも寄せられているという事実を,国語科の指導者は看過すべきでない。これは,なんというやりがいがあり,かつ至難の業なのであろう。国語という教科ほど,テストで得点するのと指導するのとで,ここまで異質な能力を要する科目は他にないかもしれない。
他教科の先生にここまで言っていただける「国語の指導者」という立場に、
誇りも感じるとともに強い重圧も感じたものでした。
もちろん、ご家庭が私にお子さんをお預けになる最大の目的は、学力をあげて入試に合格させること、
それはわかっておりますし、ないがしろにするつもりはありません。
ですが、他の教科と違い、国語はすべての教科の基礎であり、日本で、また外国に行っても
日本人として日本語を母国語として生きていく限りは、「国語」から離れることが出来ない以上、
「本当の国語力」を身につけさせることも二の次にしてはいけないと思うのです。
そういう意味で、私の元から巣立った教え子たちが、大学生になり社会人になって、
「先生に教えてもらったことを思い出した、役に立った」と言ってくれるのが私の何よりの喜びなのです。
今回も、受験に直接関係ないかもしれませんが、私の「本当の国語力」をつける授業をきちんと受け止め、形にしてくれた生徒がいたことに、深い感動を致しています。
知る喜び、読み取る、考える、表現する力。これらをもっともっと教えたい。
中学校を受験しない予定の小学生、幼児、目先の受験にまだ悩まなくていい中学1年生2年生のお子さんに、
「本当の国語力」を身につけてほしくありませんか?
それは一度身につけば一生なくならない、人生の宝にもなると思うのです
国語力は生きるための力、本当にそう思います。
改めて思わせてくれた生徒には心から感謝します。
受賞、おめでとう
私が理事を務める「社団法人日本Webライティング協会」授与の資格。お勧めです。
それからWOHASをより多くの方に知っていただきたいと思っております。
WOHASの名の下へ、みんな集まれ!!を合言葉に。
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