これも入試直前期の話。

作文を書くとき、つい一気に書き込んでしまいがちになります。

そうではなく、基本的に1文は2行で収めるよう意識してください。

大体40字ぐらいにすると読みやすい文になります。

 

そこを超えると、主述が絡まりあった非常に読みづらい文章になりやすいのです。

最悪、意味不明であることを理由に不正解にされてしまいます。

 

 

ダメな例

今日はいよいよ入試なのだが、朝が早いので支度をしなくてはいけないと思っていたのだが、雨が降っていたのでどうしようと思っていたが、母が車で駅まで送ってくれるというので、それに乗っていくことにしたのだが、忘れ物をしていないかいつもの通り確認したので、余裕ある到着とはならず困った。

 

書こうと思えば書けます。

でも客観的にめちゃくちゃ読みにくくないです?

 

結局、一文を切ることなくただだらだらと連ねている。

だから読みにくさが倍増している。

表題で挙げたように40文字・2行を目処に切る。

加えて接続語でつなぐ。

今日はいよいよ入試だ。朝が早いので支度をしなくてはいけないと思っていた。しかし雨が降っていたのでどうしようと思っていた。すると母が車で駅まで送ってくれるというので、それに乗っていくことにした。ただ、忘れ物をしていないかいつもの通り確認した。このため余裕ある到着とはならず困った。

 

これも読みやすさがかなり変わってきますよね。

 

厳密に「40字!」と杓子定規に切る必要はありませんが、意識するだけでもかなり違います。

 

 

 

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