と、昨日しばらくお休み、と言っておいて、なんですが、
GW明けに、テストがあるので、ちょっと、その確認を。
まず、前提を整理させてください。
① 範囲テキスト、一週間という枠で、復習できていたか
できていたら、すばらしや。
できていなかった場合は、GWは、負債消化をがんばりましょう。
② 全教科、テストに向けて、復習できるか
①と、重なる部分がありますが。
おそらく、算数重視で、他教科がいまひとつだった、というご家庭も多いでしょう。
費やせるもの、特定教科のみ、という場合もありましょう。
ただ、それが、ふだんの学習で一番時間をかけている科目でないこと、他教科の得点の観点から、願います。
前提確認終了。
つまり、
範囲テストなのに、その範囲を復習できている環境かどうか、というもので、
何をどうするべきか、ご家庭により、差が大きいです。
それを踏まえて、対策を。
…当然ながら、国語について綴ります、よ?
① 最少パターン
漢字学習のみ、というものです。
大問1で、20点配点の10問を、なるべく多く取りたいところですね。
大問2,語彙などは、選択問題であれば、適当でも、1,2問はゲットできるかも?
しかし、漢字学習については、なんとも言い難し。
当ブログで、数週間前から綴っているAテキスト記事で、
要注意の漢字を取り上げています。
そちらもご覧になって、復習を。
…なまじ、デイリーチェックに向けてやっているから、
「覚えたんだけど、テストときに忘れちゃったら、未練から時間をかけてでも解こうとしてしまう」
という病、根深いです。
4年生になって、1月ちょいのお子様が、
上記を律して、とばす、あきらめる、などのある種能動的な切り替え、難しいやもしれません。
それをなくすためにも。
② そこそこパターン
知識学習範囲の総復習です。
当然、上記の①を含めます。
このほどほどにも、程度があって、
デイリーチェックの復習を徹底する
というものもあれば、
あくまでデイリーチェック範囲だったものすべて
と、分けられます。
③ ほどほどパターン
まず、①②の範囲だったものすべて、を行ったとして、
それに、プラスを。
具体的には、
漢字の学習で、読みとして出題されていたものを、書けるか
書きとして出題されていたものを、読めるか
など。
コトノハにおいては、問われた単語を使って、適切な例文がつくれるか
など。
④ ここまでやれたら、かなり良いよねパターン
③までを行ったうえで、
Aテキストの読解演習
を。
つまり、Bテキストほどでない文章量で、
選択問題、抜き出し問題が適度に入ったものを、
時間を計って、その中でどれくらい取れるのか
という練習です。
以前のマンスリーを引っ張り出し、
改めて、大問1・2,解いてみましょう。
そして、残った時間が、文章題に取り組める時間、と、
ざっくりとした指標ができます。
それを、説明文、物語文で、
均等にならないように、振り分けた時間で、
取り組みましょう。
⑤
④より上は、ないと思ったほうがよいかも…??
あ、復習テストでは、異なりますが。
国語の文章題においては、
算数でいう数値がえ、とか、
理社でいう、テキストに載っている問いかけとは、
異なる問いかけ方で、同じ答え(用語)を求めさせる
というものが、ありません。
強いていえば、
・ 傍線から解答根拠の距離が等しい
・ 抜き出し・空欄補充で、前後の単語、助詞に注目させて、探す内容、品詞の特定できる
・ 記述において、同じ型を使って答えを作る
などが、該当するのでしょうが、
それらが問題で提示されていることはないです。
ゆえに、文章題の得点の取り方が、
極めて不安定な側面があります。
独学で、テストに向けての家庭学習でこなすのは、極めて困難な領域です。
そこに深入りしすぎて、他教科の学習時間を削らないようにしましょう。
まとめ
上記提示したパターン、どこまでこなすのか、こなしたのか、
明確にしましょう。
また、それにかかったお時間も。
ただし、これは、一週間ごとのテキスト復習がどれくらいできていたのか、
というもので、時間の増減があり、
かつ、
①から③まで、「こなした」だけにならないように。
例えば、翌日に何割くらい覚えていたか、
いや、あいまいな表現だな、
覚えていた、というよりは、
同じものを翌日に取り組んで、何割正解できたか
というものも、計測を。
今後のマンスリーでの、国語に割ける学習時間を割り出し、
そして、他教科の学習時間も明確化を。
…まだまだ、先は長いです。
お子様に学習計画の主導権をとられずに、
はじめのうちは、親御様が、リードを。
4年の5月から、6年の7月度復習テストまで、と考えると、
だいたい、20回は、範囲テストがある、はず。
(夏期講習分を範囲としたものは、量が多すぎるので含めず。
また、6年9月以降は、マンスリーでも無範囲なので、含めず。)
毎回毎回無計画にやるのも、しんどいです。
これだけの学習量、範囲で、
これくらいの点数が取れる
というもの、ひとまずの目安となるものあれば、
やみくもに時間を、量を増やすことなく、
四教科の学習が行えるはずです。
是非に、落ち着いた取り組みを。
現時点での過度な学習、お子様の意欲をそぎかねないです。
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吉祥寺にあります、AMPという塾にて、
国語を教えています
追加として、こちらも
Q&A | AMP 受験算数・国語専門塾 (amp01.com)
お問い合わせが多かったもの、
Q&Aとして、記しております
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