子どもにとって、勉強そのもの、なかなかに、
意義があるもの、なんて理解は困難です。
幼少期を振り返り、年長の、11月ころに、
算数ドリルをやって、褒められてうれしかったな、くらい?
そんな動機でやったとしても、なかなかに、長くは続かないもの。
小学校の算数、とても退屈でした。
多分、3年生のときの担任の先生が、なんでか、いまから振り返ってもよくわからないのですが、
丸一日いない、なんてことが何度も何度も。
代わりの先生、来るには来るのですが、
ずっと教える、なんてこともなく。
結構な時間、自習時間として、
算数の計算プリントが課さられていました。
友達はかったるいなぁ、でも、やらなきゃなぁ、なんて感じだったのですが、
私は自分の分を終えると、その友達の分もすすんでやっていました。
そのとき、脳裏にあったのは、
ドラゴンクエストで、レベル上げをするときに、敵をちまちま倒すことが、必要だ
ということと、
悟空とクリリンが修行するときに、牛乳配達のときも、亀の甲羅を背負っていた
ことと。
子ども心に、単調なことでも、負荷がかかることが、
成長につながる、ということを、
ドラゴンクエスト、ドラゴンボールが示してくれていて、
自分でも、やってみよう、と思えました。
幼少期に触れたものが、価値観の形成につながる、という言い回し、よくありますが、
単調な、無味乾燥なことであっても、
プラスにつながる、成長につながる、と
示してくれたものだった、と、いま改めて思います。
…鬼滅の刃、面白いですし、生徒さんたちも読んでいて、
息抜きがてらの雑談によいものでしたが、
修行パート、数話でおわってしまったのは、おしかったなぁ…。。。
いや、現代の流行を重々承知しておりますので、
文句はないのですが。
もし、あの作品が、それなりの長さ、修行描写に割けることを、読者が許容する時代であれば、
もっと多くの子どもたちが、
単調なものに、何かしらの意義を見出して、取り組めていたのかもしれないな、と…。。。
いえ、マンガでなくて、まわりの大人がしめさなきゃ、ってものなのは、わかってはいるのですが…。。。
ともかく…
ご冥福をお祈りします。
面白さ、興奮、楽しみ、それ以外のものも、
作品を通して、受け取りました。
ありがとうございました。
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吉祥寺にあります、AMPという塾にて、
国語を教えています
追加として、こちらも
Q&A | AMP 受験算数・国語専門塾 (amp01.com)
お問い合わせが多かったもの、
Q&Aとして、記しております
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