(何気に)サピックス 6年 4月度マンスリー 大問3だけ(かなり重要) | 悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

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こんばんは、こんにちは、おはようございます

 

諸事情により、当ブログ、しばし、火曜・木曜・土曜更新となります

 

宜しくお願い致します

 

 

というわけで、タイトルとおり、大問3だけ

 

 

……個別指導という場で、複数の塾の生徒さんを教えていて、

 

感じることがあります

 

それは、

 

サピックス生、説明文、論説文がちょっと……

 

というもの。

 

独断と偏見に塗れたものなので、強くは主張しませんが。

 

ただ、まぁ、カリキュラム上、物語文、論説文、扱う回数の差を見れば……とは思います

 

今回、平均点が高めになりました

 

また、文章量そのものが、あとに続く物語文よりも、短いのが、定番と化しています

 

かつ、知識問題、それを解くために必要な家庭学習量も増えており、

 

テスト時間において、説明文、論説文に割くお時間が、

 

減少傾向にあるかとは思います

 

 

……そんな中で、ですよ。

 

今回の論説文、かなり、大切にして頂きたい

 

正解・不正解に限らず、

 

どのようにして読むのか、解くのか、ということを

 

大きく意識して頂くことが、大事

 

 

文章について

 

途中に、クセがある思想があるなぁ、と思えば、

 

案の定?森博嗣先生のものですね……

 

この方の作品、とても好きなのですが、

 

エッセイ風味のもの、生徒さんからすれば、好き嫌いが分かれるやも……

 

(20年くらい前に拝見したHPで、ノックスの十戒のパロディで、同じレーベルの後進の作家というか、そのファンを、さくっと刺していたのは、しびれたのですが……すみません、脱線しました)

 

内容そのものは、読書についてなので、

 

土特でも触れているかと???

 

(ごめんなさい、数年前の土特の改訂で、順番の変更があり、すでにその文章に触れたかどうか、記憶があいまいです

 

10トン?あれ、1トンだっけか、ともかく、塩がどうのこうの、で始まるエッセイです)

 

ともかく、作問者が好みそう、かつ、入試問題でも取り上げられそうな内容なので、是非に再読を

 

作問者の先生の、「中略」の入れ方も素敵なので、

 

この文章を、構造的に捉えやすくなっています

 

とてもいいですね

 

論説文において、この「構造」をとらえること、

 

極めて大事なのですが、

 

サピックスさんのテキストでは、その種の思想があまり強くなく、

 

現場の先生方の裁量の側面があります

 

この種の捉え方を、家庭学習などに回すこと、

 

ベテランの先生ほど、やっている印象です

 

お子様の家庭学習で、設問を解くのとはまた別に、

 

この種の構造把握を指示していらっしゃる先生に関しては、

 

ぜひにご信頼を、とは思います

 

ざっくりと、

 

本って、なあに?

 

 

時間・空間を超越した、他者との出会い

 

 

本って、人だよね

 

 

本選びって、人選びでもあるよね

 

 

それって、ささいなきっかけ次第だよね

 

的な、流れ。

 

要は、意味段落の切れ目、というものが、把握できれば、OKです

 

 

設問について

 

いきなり脱線しますが、接続語の問題を作っていない、という時点でも、作り手の思想が強く出てて、いいですね

 

問1

 

傍線のあとに、説明があり、

 

それを乗り越えて、まとめ部分まで、根拠を探します

 

ペ^-ジめくって、「つまり」以降の部分に注目します

 

問2

 

傍線の前後を読み、比喩で示しているものが、掴みます

 

本文にない、というよりは、イイスギのものを消去します

 

問3

 

傍線の抽出が丁寧です

 

ふたつのものを要素として答える、ということが、

 

容易に読み取れます

 

くり返しますが、丁寧です

 

後期テストのころには、

 

「蔭」の部分以降のみ線をひいていることもあります

 

問4

 

「二つ」あり、傍線のすぐあとに、「二つの方向性」ともあります

 

それぞれをおさえてから、解きます

 

問5

 

極めて、予想外なスタイル

 

基本的には、抜き出し、離れたところに答えを設置すること、

 

定番なのですが……

 

同段落、など、話題が同じところを意識して、探すこと、

 

まずは行います

 

問6

 

同じ話題、つまり、同じ段落を

 

問7

 

傍線あとの、例、というか、対比概念を読み、その後の部分です

 

問8

 

「皮肉」は、4年生のころから、ABテキスト双方で、

 

二つの意味に触れています

 

わからない、ということであれば、

 

辞書を引き、2つの意味、確実におさえ、例文を作れるようにするくらいに、なじませてください

 

問9

 

傍線そのものからだけでは「出会う」という表現の意味上の深さはわからず、すんなりスルーしてまうところですが、

 

その後まで読むことで、この場合の「出会う」とは、

 

袖振り合うも、程度だと、わかり、

 

では、なぜその表現なのか、となります

 

設問だけ読んでも、特別な意図が読み取れない、という意味では、

 

ちょっと凝った作り、ですね

 

 

以上です

 

おおよそ、構造を理解して解く、ことで、

 

完答できる傾向があると思えます

 

くり返しますが、完答、です

 

大問3については、選択、抜き出し、満点が望めます

 

記述においても、部分点の集積で、配点の7割程度は。

 

奇を衒うことなく、素直に、文章を構造的に理解していれば、

 

探す場所もすんなりと特定でき、

 

ただただ、解きやすい…
 

 

傍線のまわりを読む、それから、幅広く読む

 

という、パワースタイルでも、いけるでしょうが、

 

構造を理解することで、パワースタイルよりも、

 

解く時間が短くなり、

 

その結果、大問4の取り組む時間に、ひいては、正解数に直結します

 

そういう意味では、物語文の点数は、この大問3に依存するものです

 

是非に、構造の理解を踏まえたものか、という観点から、解き直しを

 

くり返しますが、力業で、でなく、

 

構造を意識して解いたのか、という観点をお持ちになって、

 

解き直しを。

 

 

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吉祥寺にあります、AMPという塾にて、

 

 

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