「うらめしや~」て誰の言葉?、つまりは、知らされていない領域 | 悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

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こんばんは、こんにちは、おはようございます

 

諸事情により、当ブログ、しばし、火曜・木曜・土曜更新となります

 

毎日御アクセスしてくださる方、誠にありがとうございます

 

ブログ以外の部分に、しばし、注力する所存です

 

ご理解のほど、宜しくお願い致します

 

 

 

 

 

たま~~に。

 

似た言葉、生徒さんにその違いを問います

 

「いそいそ」と、「いそぐ」

 

「うらむ」と、「うらやむ」

 

など。

 

とくに前者の前者、よく間違いがちで、物語文などの穴埋めにも出ますので、

 

お子様に是非にご確認を。

 

 

…そんななか、

 

「うらむ」の確認のときに、

 

「うらめしい」と何が違うのか、とご質問頂く

 

うむ、頭の2文字同じなら、近いものだと感じるわけだし、

 

当然のご質問

 

 

まずは、「うらめしい」の確認から

 

どういうときに使う言葉?

 

と、問うと、

 

「お化け」

 

と。

 

うん、なるほど、ちょっと言葉が変化するけど、そうだね、と

 

で、そこから、お化けの気持ち、というか、思い、というか、

 

どういうことがあって、成仏できないのか、ということを確認していくと……。。。

 

なんか、求めるものと、違うものがでてくる…。。。

 

どうやら、

 

お化け=悪いことをした人が成仏できないからそうなったもの

 

という認識……。。。

 

 

あ~~、なるほど…??

 

 

学校の怪談、生徒さんに話題を振っても、なんのこと?みたいなリアクション

 

お化け、っていうくくりでいいのかわかりませんが、

 

ぎりぎり、呪術廻戦?くらいのもの??

 

(鬼滅の刃は、鬼という存在だし、

 

妖怪ウォッチにいたっては、ヨーカイだし……。。。)

 

とはいえ、それも、お化けとは言い難いものだし……

 

他に、現在連載中のもので、その系統のもの、なくはないのですが、

 

小学生がそれらにたどり着くことは困難でしょうし……

 

となると、まぁ、仕方ない、のかなぁ……

 

 

先に挙げた、生徒さんがしている誤解、

 

それそのものは、誰かに教わったわけでなく、

 

自分でそう考えた

 

というもの。

 

なるほど。

 

 

悪いことをしたから、死んでしまったあとも、無残な姿で地上にいる

 

という、罰のようなもの

 

だと、解釈

 

うん、ちゃんと、因果関係、というものを伴っていて、悪くない

 

 

ただ、「うらめしい」という言葉の意味から考えると、

 

そのようにはならないよね

 

ということ、確認しました。

 

 

 

悪いことをしたものが罰せられて、

 

良いことをしたものは報われて……

 

 

そこまでは、想像というか、知識の範疇だったのでしょうが、

 

悪いことをされたものは、どうなるのか

 

というもの、なかなかに、未知のものですよね。。。

 

道徳の授業なんかでは、そのへんをやること、あるのかしら?

 

「された人はどんな気持ちになる?人にされたらイヤなことは人にしないの」

 

と、我が子に言うこと、ありますが……

 

 

うん、やはり、恨んで化けて出る、っていうのは、

 

日常のやり取りの中にはない概念だなぁ……。。。

 

 

死んじゃったら、天国に行く

 

とは、伝えてあるのですが、うん、難しや……。。。

 

 

お化け、だけに限りませんが、

 

大人が積極的に教えようとは思えない事象、いくつもありましょう

 

それらの、ある種マイナスともいえるもの、

 

お子様が物語文で出題されてしまったら、

 

それは、うん、なかなかに、理解できないだろうなぁ、と……。。。

 

ざっくりと、「悲しい話」というくくりになるでしょうが、

 

そのへんのものも、今後、我が子には意識的に読み聞かせにゃあ、という感じ。。。

 

ご覧の方の、お子様ならば、そうですね……

 

 

塾での教材次第ではありますが、

 

アフリカの内戦やら、近親者の死やら、離婚やら、自分のせいで後遺症を持ってしまったことやら、と

 

いろいろとあります

 

…勉強でお忙しいところかとは思いますが、

 

その手のお話は、是非に、再読を

 

可能ならば、出典先をあたってくださると、よいです

 

共感するにも、理解するにも、知識がないと、悲しいと理解しがたいことがあります

 

 

少しずつ、それらを蓄積なさってください…

 

 

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…お手軽なのは、火垂るの墓?とかになる、の、かなぁ……??

 

親御様からすれば、お子様とご一緒に慣れる機会のときに、

 

わざわざ悲しいお話に触れなくても、とか、なりそう……。。。

 

まぁ、かたく考えずに、お子様に、親御様ご自身が好きなもので、

 

それ系統のもの、一緒に見よう、くらいの感覚でよろしいかと。


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