地域包括支援センター訪問 感想 | 特定非営利活動法人 国分寺市手をつなぐ親の会のブログ

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東京都国分寺市に住む、主に知的障害のある人の親たちが、昭和38年に創設しました。
会での活動の内容やご報告を書いています。
なお、知的障害には、ダウン症・自閉症・重症心身障害などの障害も含まれます。

 

1月17日さわやかプラザもとまち内にある国分寺地域包括支援センターもとまちの説明会に柴田理事長、阿部さん、第5グループメンバー8名の計10名で参加しました。
 建物内にはNPO法人あおぞらが運営する喫茶あおぞらがあり、参加者の中には今までそちらを利用された方が数人いらっしゃいましたが、ほとんどの方は地域包括支援センターについての知識がありませんでした。
 当日用意されたたくさんの資料を見ながら、職員の方が丁寧な説明をして下さり、とても勉強になりました。
 地域包括支援センターは一言で言うと地域の高齢者やその家族のよろず相談所です。様々な機関と連携、調整して総合的に支援をして下さる地域の拠点です。いざという時はもちろん、事前に関わってもらっていたら安心です。
 障害のある子どもがいると、ついついその子中心の生活になりがちで、地域の方々との交流が希薄になり孤立したり、自分のことを後回しにした生活で自身の体調管理を疎かにしがちですが、建物内にあるトレーニングルームやホールで開催される様々なイベントに参加したら、地域の知り合いが増え、楽しい時間を過ごしたり、健康増進、ストレス解消する事ができそうだと思いました。健康で長生きする事は自分自身の為にも、いつまでも介護を必要とする子どもの為にも大切です。子どもとの幸せな生活をなるべく長く送る為に私もいずれ利用したいと思いました。
 このようなセンターがある事を知っていたら、それだけ早く利用できて、より豊かで安心な生活を送る事ができるのではないかと思います。今回参加できなかった方々にもぜひ関心を持って頂き、いざという時に困らないように、利用対象年齢になったら早めにご相談や利用をして頂きたいと思いました。
 今のところ地域包括支援センターは高齢者とその家族の為のものですが、今後は更に介護サービス、障害者サービス、子育て支援の相談窓口を一本化する地域共生社会を目指すそうです。そうなれば更に利用しやすくなると思うので、地域で安心して住み続けられるように、親の会のメンバーからもいろいろ提案して、より一層利用しやすい拠点ができるといいなと思いました。

(成人部 U)