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わたしをみつけて(中脇初枝)

 

2013年7月13日

ポプラ社

 

255ページ

 

いい子じゃないと、いけませんか。
施設で育ち、今は准看護師として働く弥生は、問題がある医師にも異議は唱えない。
なぜならやっと得た居場所を失いたくないから――

『きみはいい子』(第28回坪田譲治文学賞、第1回静岡書店大賞、2013年本屋大賞4位)で
光をあてた家族の問題に加え、医療現場の問題にも鋭く切り込む書き下ろし長編。
中脇初枝が再び放つ感動作!

 

先日健診の後で地元の行きつけとは違う

図書館に行きました

 

この作品は

ドラマで見たなと思い出し

俳優さんの声やしぐさまで思い出しました

この作家さんの作品も

1冊読んだことがあり

印象に残っていました

 

それで借りたのです

 

胸を打たれ

最後の勇気には

涙が出ました

 

この方の作品を

他にもたくさん読みたいです

 

中脇初枝さん作品読書記録

 

2016年5月

きみはいい子

初めて読む作家さんです。

本屋さんでふっと手に取り、解説を読んだとき、

夢中で観たドラマ「わたしをみつけて」が重なりました。

購入して読み始めて、「わたしをみつけて」の

原作者ということがわかりました

一日で一気に読んでしまいました。

 

子供は親を選べない。

親も育った過程と事情と傷を抱えている。

生きている環境がある。

でも、親を求め愛されることを求めている無垢な子供が、

傷つけられていくのはたまらない。

傷つけたあげくに、認知症になり忘れ、

我が子の前で、子どもに戻る母親。

お世話できない娘。

現実にある話だと思う。切ないです。

ただ、この短編集どれも、救いとやさしさがあります。

 

 

 

 

ドラマ

2015年11月

「わたしをみつけて」

一回目放送から、泣けました。

条件付きでなければ、愛してもらえない子供の、

顔色をうかがいながらの生き方。

自分に重なると言えば、親に申し訳ないかもしれません。

でも重なります。

では、わが子はどうなのか?

親に無条件に愛してもらったと感じているのか?

自分に自信をもって自然体に生きているのか?

そうではないかもしれないという、不安もよぎります。