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翡翠色の海へうたう(深沢潮)
2021年8月31日
KADOKAWA
2020年1月号・4月号・9月号
~12月号
「カドブンノベル」
234ページ
国も、時代も、性別も、そのすべての境界を越えてゆけ――深沢潮、渾身作!
派遣社員、彼氏なし、家族とは不仲。冴えない日々を送る葉奈は作家になる夢を叶えるべく、戦時中の沖縄を舞台に勝負作を書くことを決める。しかし取材先で問題の当事者ではない自分が書くことへの覚悟を問われ……。
著者について
●深沢 潮:東京都生まれ。2012年「金江のおばさん」で第十一回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。著書に受賞作を含む『ハンサラン 愛する人びと』(文庫版『縁を結うひと』)『ひとかどの父へ』『緑と赤』『伴侶の偏差値』『ランチに行きましょう』『あいまい生活』『海を抱いて月に眠る』などがある。
好きな作家さんの一人です
沖縄でそして戦後も
なかったことにされ続けている事実
わたしは感想がうまく書けないです
凄まじくて
読んでいるだけで辛くて
ここに登場する
作家を目指す主人公は
もしかしたら深沢潮さんが
体験して来た事なのかなとも
感じました
参考資料も多いです
知らないことを知らされ
突き付けられた読書の時間でした
深沢潮さん作品読書記録
2021年8月
縁を結う人
知らなかったことを知っていくのは大切。
知らなかったことを知っていけることで
以前とは違う自分になっていく。
自分の頭で考えて
自分の心が感じたことを信じる。
わたしはこれからも
そうやって生きていきたいと思います
緑と赤
2年ほど前から
在日韓国の方と話をする機会があり
素晴らしい人柄に惹かれて尊敬の念が湧きました。
お会いする前に私の中に差別の心があることに気づき
この差別の心はどこから来ているんだろう?
と自分の心に真剣に向き合ってきました。
真剣に向き合ってもその原因がわからず
ただ自分が自分で考える年齢になる前から
刷り込まれてきたんだとしか思えません。
根深いものを感じました。
2022年10月
乳房のくにで
2024年1月
海を抱いて月に眠る
「海を抱いて月に眠る(深沢潮)」深沢潮さん作品読書記録(3冊)
数年前にわたし自身の中に
潜在的な差別の心があることを感じて
なぜなんだろう?
と疑問に思ったことがきっかけで
手に取った作家さんでした
読みやすくて分かりやすくて
好きな作家さんの一人になりました
この作品はご自身のルーツ
お父さまの人生を書かれているとのこと
韓国の歴史が重く
頭がついて行けませんでした
難しい作品でした