必ず誰かの役に立つ | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

不安障害を自ら体験し薬を使わずに自力で克服した、精神医学を学び続けるカウンセラーのブログです。
あなたの不安障害(SAD、パニック症、手や頭の震え、吃音など)の克服を、効果的かつ優しくサポートいたします。【個人セッション、グループセラピー】愛知・岐阜・三重

昨日の夜は、『命のカウンセリング』という本を読みました。


この本には、著者である心理カウンセラーの長谷川泰三さんがこれまでの人生で体験してきたことと、現在行っておられるグループ・セラピーについて描かれています。


長谷川さんは15歳のときに交通事故に遭い、そのために現在でも車いす生活をされています。


本の中には、長谷川さんが突然足の自由を失ってから、もがき苦しみ、最終的には心理カウンセラーとなって、多くの人たちの命を救うに至った様子も描かれています。


足の自由を失ったとき、長谷川さんは「死んでしまおう」と思い、それを行動に移そうとしましたが、そんな長谷川さんをぎりぎりのところで救ったのは、人の心のあたたかさでした。


今では、臨床件数約2万件のベテランカウンセラーとして活躍しておられます。


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どん底を経験して、そこから這い上がってこられた長谷川さんですが、現在では心から幸せを感じていると本に書いておられます。


そんな長谷川さんからのメッセージを本より引用します。



『私は断言します。

「どんなことがあったって、幸せになれるよ」

そう笑顔で語り、同じような苦しみを持つ人たちの心強い支えとなれること、それが私の喜びです。

人の役に立てる喜びこそ、何よりも嬉しいものなのですから。


だから、もし、あなたやあなたの周りの人に死にたくなるほどのつらいことがあっても、生きることをあきらめないでほしいと思います。

そのつらい経験は、必ず誰かの役に立つからです。』


(『命のカウンセリング』長谷川泰三さん著(あさ出版/2010/P155)より引用)



自身がどん底を経験したからこそ出てくる言葉には、重みがあります。


なので、感情転移だとかそういうことは横に置いておいて、血の通ったメッセージとして引用させていただきました。


どうか、必要な人の心に届きますように…。



今日も、ありがとうございます!


皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!



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