社会不安障害と愛着障害 | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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不安障害を自ら体験し薬を使わずに自力で克服した、精神医学を学び続けるカウンセラーのブログです。
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子供の頃に、親からの愛情を十分に受け取れなかったり、十分甘えさせてもらえなかったりしたことが、不安定な愛着スタイルの形成につながってしまう。


そして、それ以降の人生全般に大きな影響を及ぼしてしまうことも多い。


アダルトチルドレンという呼び名の方が周知となっている(?)『愛着障害』のことです。


『愛着障害』は、社会不安障害発症の原因のひとつではないかとも言われています。


実際、かっての私も不安定な愛着スタイルを持っていました。


(そのあたりの内容は、現在作成中のHPに掲載しますので、ここでは省略します。)ウサギ


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最近、これまでの自分を振り返ることが多いのですが、自己洞察を進めるのにヒントをくれる良書と出会いました。


岡田尊司先生の『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』です。


大人には、4つの愛着スタイル~「安定型」「不安型」「回避型」「恐れ・回避型」~があるのですが、読みながら自分がどのスタイルに該当するのかが分かってきます。


そして、それぞれのスタイルの特徴が詳しく書かれていますので、自己洞察が進みます。


また、克服へのヒントも載っていますので、現在お悩みの方と治療者(を目指す方)の両方にお勧めできる本です。


「アダルトチルドレン」という言葉にご自身を当てはめておられる方は、この本から得られるものが大きいと思います。


ぜひ、読んでみてください。ぶーぶー


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社会不安障害は、他の精神疾患~例えば、うつ病等の気分障害やパニック障害等他の不安障害や依存症等~を併発することが多い病気です。


心理カウンセラーを目指す私には薬物療法はできないのですが、自分のできる範囲の中でしっかり全体を見立てて、適切に対応できる伴走者を目指していきます。



今日も、ありがとうございます!


皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!



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