★『木内鶴彦さん講演会』(8月18日/中津川市)のご案内は → こちら
子供の頃に、親からの愛情を十分に受け取れなかったり、十分甘えさせてもらえなかったりしたことが、不安定な愛着スタイルの形成につながってしまう。
そして、それ以降の人生全般に大きな影響を及ぼしてしまうことも多い。
アダルトチルドレンという呼び名の方が周知となっている(?)『愛着障害』のことです。
『愛着障害』は、社会不安障害発症の原因のひとつではないかとも言われています。
実際、かっての私も不安定な愛着スタイルを持っていました。
(そのあたりの内容は、現在作成中のHPに掲載しますので、ここでは省略します。)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
最近、これまでの自分を振り返ることが多いのですが、自己洞察を進めるのにヒントをくれる良書と出会いました。
岡田尊司先生の『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』です。
大人には、4つの愛着スタイル~「安定型」「不安型」「回避型」「恐れ・回避型」~があるのですが、読みながら自分がどのスタイルに該当するのかが分かってきます。
そして、それぞれのスタイルの特徴が詳しく書かれていますので、自己洞察が進みます。
また、克服へのヒントも載っていますので、現在お悩みの方と治療者(を目指す方)の両方にお勧めできる本です。
「アダルトチルドレン」という言葉にご自身を当てはめておられる方は、この本から得られるものが大きいと思います。
ぜひ、読んでみてください。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
社会不安障害は、他の精神疾患~例えば、うつ病等の気分障害やパニック障害等他の不安障害や依存症等~を併発することが多い病気です。
心理カウンセラーを目指す私には薬物療法はできないのですが、自分のできる範囲の中でしっかり全体を見立てて、適切に対応できる伴走者を目指していきます。
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!
- 愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)/光文社
- ¥903
- Amazon.co.jp