想像力が勝つ | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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不安障害を自ら体験し薬を使わずに自力で克服した、精神医学を学び続けるカウンセラーのブログです。
あなたの不安障害(SAD、パニック症、手や頭の震え、吃音など)の克服を、効果的かつ優しくサポートいたします。【個人セッション、グループセラピー】愛知・岐阜・三重

こんばんは~。


今日は、シンプルだけど、とてもパワフルな法則を書きます。


(いつも書いていることですが、大切なのでまた書きます。)


何かを止めたいと思ったり、何かを変えたいと思ったりした時は、ぜひ、この法則を思い出してください。


「想像力 VS 意思の力では、想像力が勝つ」


「自分に根性がないから止めたいことを止められない」と嘆いている方は、もしかしたら、やり方を間違えているだけかもしれませんよ。


本当は止めたくないことを、我慢しながら根性で止めるのはすごく大変です。


ところが、やりたいとも思わない自分にシフトすれば、我慢せずに瞬時に止めれます。


想像力を使うのです。


実践例は→こちら (過去のブログ記事)


ここでのポイントは、タバコの本数を減らすとか、パチンコに行くのを月に1回だけにするなどの「止めないけれど数を減らす」という形(すごく大変)ではなく、タバコを吸わない人やパチンコをしない人に一気になってしまうことです。


一気になってしまうことで、我慢や根性勝負をしなくて済みます。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


そして、この法則は心の症状を改善させたいと思っている方にも使えます。


例えば、予期不安。


「手が震えたらどうしよう」と不安になったり、その場面を想像してしまった場合は、そこで終えるのではなくて、もう1シーン付け足してください。


手が震えてしまった後、「それでもいいよ」と自分の震えを受け入れているシーンまで想像してください。


そして、実際に震えてしまったときも、やっぱり「それでもいいよ」と自分の震えを受け入れてください。


あくまで、「それでもいいよ」と受け入れるのが目標です。


震えが出ても、受け入れることができれば、大成功です。


そして、受け入れることが自分に浸透する頃には、もう震えの症状が出る必要がなくなり、私の場合は症状が消えていきました。


※あくまで心因性の場合です。個人差もあると思います。


ここでのポイントは「震えない自分」を想像するのではなくて、より現実的に実行できる「震えても、それを受け入れている自分」を想像することです。


そうすることによって、「絶対、震えないぞ!」というような、コントロールしにくいことに対しての根性勝負をしなくて済みます。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「想像力 VS 意思の力では、想像力が勝つ」


お互い、いい想像をしまくりましょうね!


お一人では、どうしても上手くいかない方は、信頼できる心の専門家に相談を!



今日も、ありがとうございます!


皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!