自己啓発の本で、「読み返して自分に浸透させたい」と思える本に、久しぶりに出会いました。
アメリカの経営コンサルタントであるスティーブ・シーボルドさんの本、『一流の人に学ぶ自分の磨き方』です。
この本は、シーボルドさんが20年の歳月をかけて研究した「一流の人の成功の秘訣」が満載の本です。
136のテーマで、一流の人の思考や行動について、分かりやすく書かれています。
私にとっては、読めば読むほど気合が入り、エネルギーが湧いてくる本です。
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私がエネルギーをもらった箇所は、たくさんあるのですが、その中から一つ引用します。
『一流の人は自発的にモチベーションを高める。
彼らは普段からモチベーションを高めるすべを心得ている。
状況が厳しくなると、二流の人は目標の達成を断念するが、一流の人はそこから本格的な戦いを開始し、潜在能力を存分に発揮する。』
(『一流の人に学ぶ自分の磨き方』スティーブ・シーボルドさん著、弓場隆さん訳(かんき出版/2012/P92)より引用)
やっぱり一流の人は、気分に流されることなく、自発的にモチベーションを高めているのですね。
自発的にというと、きっと自由な感性がそこにあるような気がします。
例えば、私の場合、「本当は勉強に集中したいのだけど、生活のために機械技術系の仕事をしている」のですが、そこには仕方なく仕事をしているという不自由な感性があります。
仕方なくって言ってる時点で、奴隷的要素が見え隠れしています。
もし一流の人なら、どんなことでも自分で自由に選択し、選択したからには徹底的にやり通すのでしょう。
だから私も、「生活のために仕事をしている」ではなくて、「目標を実現するために、自分で選んで今の仕事をやっている」というマインド・セットに切り換えれば、それだけでもずいぶん自由な感じが出てきます。
ちょっとした違いですが、潜在意識にインプットされる内容は「奴隷」or「自由」というように、全く違ったものになるので、気を付けたいところです。
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そして、やはり一流の人は状況が厳しくなってからが本領発揮なのですね。
目標を達成すると決めたら、全力をかけて戦う。
ただでは、断念しない。
そういった行動の積み重ねで能力を上げ続け、一流と呼ばれるレベルにまで達するのでしょうか。
走り続けるようなイメージです。
今の自分の本気度が、まだまだ甘い気がしてきました。
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こんな感じで、一つ一つの記述にたくさん考えさせられて、自分の思考や行動のパターンを振り返ってみたり、修正を加えたりしていける本です。
手に取りやすい所に置いて、習慣的に読み続けていこうと思います。
一流への方向に向かって、少しずつでも進んで行こう!
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、ニコニコ笑顔でありますように!
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