ピンチに力を出す秘訣 (『自分を動かす』で学ぶ①) | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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こんばんは~。


今日は、マクスウェル・マルツ博士の本、『自分を動かす』を読んでいます。


この本は、1960年代に初版が出版されて、今でも世界中で売れ続けている本の翻訳版(改訂版)です。


この本の中で、マクスウェル・マルツ博士は


人は、自己イメージ通りの自分を生きている。


自己イメージは、変えられる。


人には、目標を達成するための自動誘導装置がある。(潜在意識の働き)


などといった内容を説いていて、そのような考え方を「サイコサイバネティックス」と呼んでいます。


今日は、その中から”ピンチに力を出す秘訣”というテーマを採り上げて、書いていきます。



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私は、内容にも寄りますが、ピンチとチャンスは紙一重だと思っています。


なぜなら、ピンチを乗り越えても、チャンスを掴んで目標達成しても、どちらにしてもその分大きくなれるからです。


言い換えると、どちらも人として大きくなるチャンスであると言えます。


ピンチやチャンスに対しては、自分の力を目一杯引き出す必要があると思いますが、ここでその秘訣を引用します。



『ピンチに力を出す秘訣は、「恐れずに挑戦を受け入れ、自信をもって事に当たる」あなたの態度にあるのです。

これは目標志向的で、積極的な態度です。

事なかれ主義ではなく、何が起ころうと切り抜けてみせる、という態度です。

ウィリアム・ジェームスの言葉を借りれば、「恐れや逃げの態度ではなく、戦う態度をもて」ということです。

この態度がもてたら、危機的場面でさえも、あなたの目標達成行動を助ける力になってくれるのです。』

(『自分を動かす』マクスウェル・マルツ博士 著より引用)



当たり前のことですが、ピンチは乗り越えようとしなければ、乗り越えられないと思います。


逃げの態度では、逃げることしかできないというか、ピンチに飲み込まれてしまうと思います。


ピンチに正面から当たっていく態度が、力を生み出すということです。


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次に、ピンチに対しての興奮状態について、引用します。



『レッキー先生によると、感情は興奮状態とそうでない状態があるだけで、興奮それ自体が恐怖とか怒り、勇気といった形をとる、とのことです。

だから、問題は感情を抑えることではなくて、興奮をどんな形で発揮するか、なのです。


意図していることや目標が前向きのものなら、危機的状況が与えてくれる興奮が勇気を生み、その状況を切り抜けるのに役立つように作用するでしょうし、態度そのものが逃げ腰だったら、恐怖や不安を体験することになるでしょう。』

(『自分を動かす』マクスウェル・マルツ博士 著より引用)



ピンチに対して興奮状態となったときに


「興奮=恐怖や怒り」と結び付けずに


「興奮=勇気と結び付けること。


これが大事だということです。


ピンチを乗り越えるイメージを心に描けば、やりやすくなると思います。


「興奮」を、「恐怖や怒り」または「勇気」、どちらに結び付けるかによって、結果は正反対なものになると思います。


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普段は格好つけていても、ここ一番で逃げていく男


そんな男にはなりたくない。


普段は格好悪くてもいいから、ここ一番で正面から当たっていける男


そんな男でいたい。


若い頃からそう思い続けてきました。


実際にどこまでできているかの判断は難しいところですが、自分で納得していればそれでいいと思います。


私が底辺の状態から復活してきた過程において、その思いは間違いなく力を与えてくれました。



今日も、ありがとうございます!


皆さまの明日の行動が、未来の成功へとつながりますように!



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