こんばんは~。
部屋の中が、本だらけ
機械設計関連の本だけでも、100冊以上ある上に
願望実現の本、スピリチュアルな本、英語の本、PCの本、マーケティングの本などなど
これから増え続けるであろうカウンセリング関連の本の置き場所が足りない
そこで、この先読みそうも無い本を処分して、レイアウトも変えてスペースを空けました。
さあ、どんどん勉強しまくるぞ~
※個人事業と勉強を両立させているので、図書館を往復するより買った方が安いです。それに、繰り返し勉強できるし、開業した後もずっと資料として使えます。
☆☆☆☆☆☆☆
今日は、クライアントの話に親身になって耳を傾ける傾聴についてです。
ただ聞けばいいってものじゃありません。
『悩みや苦しみを抱えている人の話を聴くときに大切なことは、話し手の気持ち・思いを、聴き手ができるだけありありと、ひしひしと想像して感じながら、「あたかも自分のことのように」親身になって聴くことです。
それが、できていればいるほど、話し手は自分のことが分かってもらえると感じ、正直な思いをさらに深く吟味しながら話していくことができます。』
(『傾聴術』古宮昇先生 著より引用)
「あたかも自分のことのように」
とても難しいことですよね。
なぜなら、人それぞれ十人十色で、同じ人なんていないから。
私達は、無意識に自分の価値観、欲求、劣等感、孤独感など様々なフィルター(と表現させてください)を通して相手を見ています。
そのフィルターの形も人それぞれ。
例えば、犬を前にして、「かわいい!」って思う人もいれば、「怖い!」って思う人もいる。
ほんとに人それぞれ。
だから、「あたかも自分のことのように」聴くこと、感じることはとても難しい。
だから、カウンセラーには、自分の心の中の痛みをはっきり認識したり癒したりして、フィルターをクリアにしておくことが求められると思います。
そうしなければ、クライアントの話をいくら聴いても、「本当の思い」が全然見えないと思います。
場合によっては、クライアントを責めたり、わずらわしく思ってしまったり、逃げたくなったり、自分の都合のいいように操ろうとしてしまったりするかもしれません。
そうなると、「受容」や「共感」なんてできるわけがありませんよね。
だから、カウンセラーは、徹底的に自分の心の中の痛みと向き合い、解消しておくことが根本的に必要だと思います。
どんなに資格や学歴が凄くても、これができていない限りは、カウンセラーになるべきではないと思います。
また、個人的には、いろいろな経験を積んで、人間としての器を大きく広げる努力も必要だと思います。
自分の器を大きくすれば、クライアントの持つ問題が相対的に小さくなって、「受容」が安定したものになると思うからです。
勉強しながら
心の中の痛みと向き合いながら
器を大きくする努力をしながら
仕事もしながら
力強く 楽しみながら 前に進んでいこうと思います。
今日も、ありがとうございます。
↓読むだけで、傾聴のトレーニングができてしまうスゴイ本です。
クライアントの話に対して、どう応答するかというエクササイズがたくさん載っています。応答例も多数載っていて、とても勉強になる本です。
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