同じような状況でも、先生の関わり方や投げかけ方、つまりは指導によって結果は大違い。。。という事例です。
手紙を回収する場面
M先生
手紙の向きを揃えずバラバラに出す子供一人一人に
「ちゃんと向き揃えて」
「そうじゃない」
「よく見たら分かるでしょ」
「違う!」
とイライラしながらダメ出しが続きました。
教室は緊張状態
もうすぐ
「学校行きたくない」
なお子さんが出る雰囲気ですよ
聞こえてきます。
学級崩壊の足音がヒタヒタと
でも、指導が違えば、ダメ出し0できちんと向きを揃えて子供は手紙を提出してくれます。
A先生
最初になぜ向きを揃えて出して欲しいか、簡潔な説明をしていらっしゃいました。
「この手紙は、後で先生が提出者を確認するので、上下の向きを揃えて出してください。早く確認するために協力お願いします」
それでも間違う子供はいます。
その時は
「あっ」
とだけ言って先生が笑いながらその子の目をみると、お子さんも
「あー」
と言って笑いながらすぐ間違いに気づいて揃えてくれました。すかさず
「ありがとう」
と先生。他にも
「気付いたね」
とか、周囲の子が気付いて声をかけてくれる姿にニコニコ
「ありがとうね」
終始ニコニコなのですね。
手紙の出し方一つに、目くじら立てなくてヨロシ。
教室がギスギスしていたら、それは先生の心にゆとりが無いからかもしれません。ぜひ何気ない立ち居振る舞いを客観視して見直してみることをオススメします。
私の時代は8mmテープで録画してましたが、今はタブレットで簡単に授業録画出来ますからね。
ぜひ