前回は管理職の先生から大事にされていないと感じる時、実は自分も相手(管理職)を大事にしていないかも?
という視点から書きました。
今回は、逆に管理職の先生は部下を大事にしていますか?
先生たちは歯車でも駒でもないですよ。
育てるんです。
という視点から
仕事で訪問すると、管理職の先生から組織作りや先生方の育成についての悩みを打ち明けられます。それぐらい、管理職の先生って孤独と言いますか、相談はされても相談できる相手は限られているのかもしれません。
地区の校長会もそういう場じゃないそうですね。
正直、管理職の先生にだって迷いや悩み、判断ミスがあって当然のこと。部下がそこを本音で指摘し、助けないのは冷たいなと私は思っています。
ええ、私は校長室にも「アレしたいコレしたい」と相談に伺う手のかかる部下でしたが、管理職の先生の不可思議な行動や言動に対しては、きちんと質問し、苦言も呈し、納得すればものすごく協力もするイイ部下だったと思います。
でもね。。。
ままいらっしゃるんです。
先生方一人一人の状況なんてお構いないしに仕事を任せちゃう管理職が
出来る人にだけ仕事をささっと任せて、一人一人を育てようとしないとかね
「荒れている○年生だけどあなたなら大丈夫。もちろん受け持ってくれたら手伝うよ」
「この仕事を受けて飛躍したまえ」
「え?なんでそんなことも出来ないの?」
「あの人は使えない」
と実際に育てない、助け切れない管理職。
結果、困っている子供を助けられない困っている先生があちこちに放置されてるわけです
校内で解決できないならと、私のような立場の人間にご依頼いただくわけですが、その後の組織的フォローがないと解決には至りません。
困った人は助ける
どこまでも見捨てない
当たり前のことを管理職自ら示せないことは不信に繋がります。きちんと人として深く理解しないと、適材適所で配置できないことはもちろん、先生方の可能性の芽を摘むことにもなるのではないかと。。。
教員不足が叫ばれて久しいですが、今現場にいる人材を大事に育てることが先決じゃないでしょうか。
分かっています。
みんな自分のことで精一杯。
みんな大忙し。
それぞれの人生において自分自身の体調や家族のことで思うように時間が使えない時があるのは確かなこと。
でも、そういう時にこそ一工夫ができる問題解決力を自分自身につけたいなと思います。
私も次なるキャリアを見定めないと。。。
まずは〆切に間に合わせなくてはならぬ仕事が5つ‼️多すぎる