今月は、幾つもの園で年長さんがハロウィンの飾りを製作している場面を拝見しましたので、そこでの気付きをまとめておきます。


A園は、全員が同じ飾りを折り紙で折る


B園は、それぞれに作ったり飾ったり時間の中で活動内容も場所もそれぞれ


どちらにも育つ力がありますが、子供たちの表情や呟き、姿勢はずいぶん違ってきました。


A園は

「できない」

「これでいいの?」

と困り顔や先生に確認する姿が多く見られます。

それでも粘り強く最後まで難しい折り紙を折り切った子供たち。これもまたすごい力です。


B園は

「オバケの折り紙、折りたい人寄っといでー」

「僕もこれ作りたい」

と友達の作品を見て真似たり教えあったりする姿が多く見られました。


先生に

「ジュース作りたいんだけど」

と相談に来た子に、先生は

「〇〇さんが作ってたよ

とだけ伝えます。


あと数ヶ月で小学校に進学する子供たち

園時代よりも大人の手数は減っていきます。


そう考えると、B園のように友達と教え合える、繋がる力を身につけておくことは大事ですね。