あるご相談で
「この子はやりたくないことはやらない、ワガママなんです」
なるほど。
「やりたくない」
のは何故か訊いてみると、ワガママ打開策が見えてきます
大抵のお子さんは、
「難しい」
「前にやってできなかった」
「やれる気がしない」
つまり過去の失敗経験によって、これ以上傷つかないための「やらない」と選択したことが分かります。
一見するだけでは分からない、大変さや困り感があるのですね
困った(ことをする)子供は、困っている子供
ワガママと一言で片付けずに、
何に困っているのか?
どのような助けがあればできるのか?
対処法を一緒に見つけてあげてほしいとお願いして帰りました。
赤ちゃんの頃は固形物は食べたくない
歳を取れば、階段を登りたくない
それらには理由があって、周囲もその理由が想像できるためワガママとは見なしませんね。
特性の強い子供の中には、周囲の想像が及ばないために困っている子供がワガママとみなされているケースが多々あります。
まずは訊くことから始めてみてほしいというのが私の願いです