子育てや教育界でよく聞く言葉に、
子供は鏡
と言うものがあります。
先生自身の行動や言葉、態度、その根っこにある考え方や生き方までもが子供を通して見えてきます。
相談業務では、特別な配慮が必要なお子さん個人を見るのはもちろんですが、その教室の空気への質問や助言や提案をすることがあります。
学級経営、教室風土とも言える特別支援教育の一次的援助サービスの部分です。
友達同士の欠点や失敗を指摘するばかりの教室がありました。発言をポジティブとネガティブに分けて左右に書き分けるので一目瞭然なメモができ上がります
鏡のように先生の言葉もまた、圧倒的な注意の言葉、指示の言葉、子供へのネガティブな指摘が並びました。
逆に
「ありがとう」
「すごいね」
「頑張ってるね」
そして一緒に楽しくお喋り。。。が0皆無だったのです。
先生の口癖や対応は子供達にも伝播するのです。
先生もお気付きで、叱責を抑えようとなさる。
それでも子供たちは先生が好きだから、先生がグッと抑えている気持ちを感じ取って代弁する。。。
表現を抑えることには限界があって、大元の見方や感じ方から変えていくほうが自然なのでしょうね