先日は久々に怒りに震えました
子供が目の前で親に殴られているのに、それを止めない先生ってなんなんだろう
○自分にはできない?
○親だから叩いていい?
○軽くなら子供にはOK?
○親に怖くて言えない?
○先生がするべき仕事じゃない?
○子供のことも善悪も何にも考えてない?
いろいろ想像を巡らしたけど、やっぱり見過ごせない暴力の見過ごし。
先生、
「言わなきゃいけなかったですか?」
じゃありません
虐待を見過ごしちゃいけないのです
見過ごされた子供は
「どうせ先生は、気付いていても助けてくれないんでしょ」
と教師を見限るのです。冷めた目を新年度の4月は何度も感じたことがありました。
でも教員時代の私は決して見逃さなかった。
父親とも母親とも向き合って、止めてもらった。
みんなマルトリートメントが良くないことだって分かっていても自分だけでは止められない親たち。。。
だから見た人、気付いた人が止めなくてはいけない。アレコレ考えてないでとにかく止めることが大事。先生の明確なNOは、子供の大人への信頼回復と、親への抑止力になるのです。
そしてね、
「だからあなた(先生)もその子から暴力を振るわれるんだよ。」
と私は思った。
私は止めましたよ。立場を問わず介入許可を得て、あの子のあなた(先生)への暴力を止めました。
抱き抱えて、暴力を振るわずにはいられない心の奥底を分かろうと聴いた。
何があったかティッシュが水を吸い取るように。
本人が気付いていないモヤモヤをきちんと訊ければ、本人の目から涙が出てきて怒りを炎を鎮火させるのです。
初めて会った私の様な人間にもできるのです。
毎日過ごす先生ならもっと簡単に助けられる。
関わり方次第で子供は必ず変わります。
怒りは高いところから低いところへ流れる。
それが、子供に暴力が向きやすい理由。
子供は大きくなり、親や私たち先生は年老いていく。高低が逆転した時に気付くのでしょうか。
事なかれ主義な組織の長にも一喝。