Believe最終回 今観ました 完全にネタバレです | kokorono-yoridokoroのブログ

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無常の世の中にあって 変わらないものを知る 人生の旅路

この時間に帰って ディープな内容でした

さすが井上由美子さんですね

大がかりなドラマで粗削りな終わり方になるのかと思いきや

最終回は 人間の心のひだまで描かれていました


でも、このドラマをシーンで思い出すとしたら

天海さんが社長に会いに行き、帰り道橋を歩く晴れやかなお顔 
太陽がまぶしく光輝いていた

そして木村さんが めがね橋の上で、二人で描いた家の設計図に顔をうずめたシーン→ここ間違えてました 正しくは 奥様からの手紙でした 待っててあげられなくてごめんという内容 

この悲しさが生きているってことか


社長の本音 なぜ苅山に白羽の矢をあてたのか そこが嫌いだった 
これはよく考えられた脚本ですよね

上川さんが悪に手をそめ そのお金を過去の事件の被害者へ渡していたこと

斎藤工さんは 実はいい弁護士だったこと

そして 天海さん 苅山の奥さんの死 

ストーリーはよくできていました 事件の背景だけでも落ちなのに 二重三重で考えられていたました

結局は 奥さんの最後の仕事により 旦那さんは救われたんですよね 社長はそれは言わなかったですが

天海さんの清々しい終わり方は よかった

そこだけでも 泣いてしまうな


このドラマ そういえば 所々予定調和な所があったが

泣かせには入らなかったですよね その演出はよかったと思います


白い巨塔 唐沢さんバージョンの方 よかったですもんね

あれが井上由美子さんなんですよ

やっぱり 昭和の香りのする方って 重厚さがありますね


自分 予想が裏切られ 今じわじわときています

白い巨塔を思いだしました

唐沢さん扮する財前教授が亡くなった時 お母さんは亡くなった後に息子と対面するのだが
両手で息子の頬に手をやり
『ごくろうさま』と

自分 その心理がわからなかったのですよ 昔 
今思い返すと よくわかります

歳を重ねるのって 悪いことばかりではないな


苅山夫婦には参った

ちょっと 感動しました


(暗証番号がタイトル云々は いらないような……)