身分による差別が残っている国もあり、
生まれながらにして人生を嘆く人もいて、
命の尊さにも違いがあると思い込みます。
身分や地位が尊さに繋がるのではなく、
心の清らかさこそ真の値打ちを生み出し、
人間の尊さは心の清さと比例するのです。
心の清らかな人ほど自分の悪に敏感で、
心が汚れている人ほど悪に鈍感なので、
自分は清くないと思う人ほど清いのです。
自分の心を見ると濁っているでしょうか。
でも、その濁りに気づける自分がいれば、
清く澄んだ心を取り戻す可能性があります。
地位を得るために心の清さを失う人がいます。
自分の地位よりも下の人に尽くす人もいます。
尊い人は、世のため人のためを考えています。
きれいごとを言うなと馬鹿にする人がいても、
そのようなヤジより、困っている人に耳を貸し、
役に立てそうなことを尊い人は探すのでしょう。