心理カウンセラーの藤木ミホです。
カウンセラー開業を目指す方の中に、カウンセリングに、「重い問題」「深刻な問題」が寄せられたらどうしようと心配する方がおられます。
重い問題、深刻な問題とは、苦痛を伴うような問題で、長期的な取り組みが必要になりそうで・・・などと考えて、心配になるようです。
その気持ちは分からないでもないです。
ところが、「重い問題」「深刻な問題」が、たった1回のカウンセリングで、軽減したり、解消したりするケースもあります。
クライアントも、長年苦しんだことが、たった2時間もかからないうちに解決すると、「これまでの苦痛の日々は何だったのか」と拍子抜けしておられます。
たった1回のカウンセリングで、軽減したり、解消したりする問題は、多くの場合、クライアントの「脳の習慣」「脳の癖」と関わっています。
この脳の習慣、脳の癖とは、一般的に「条件反射」と呼ばれています。
条件反射と言えば、「パブロフの犬」を思い出す方は多いでしょう。
パブロフの犬とは、ロシアのパブロフ博士が実験で発見した生理現象のことです。
犬に繰り返しベルを鳴らしてエサを与えると、そのうちベルを鳴らしただけで、犬がよだれを出すようになるという話があります。
ベルの音でエサを想像するように、犬の脳が条件づけられたのですね。
これと同じというわけではありませんが、重い問題、深刻な問題でも、単なる脳の条件付けで起きているような場合があります。
その場合は、とても簡単に問題が軽減したり、解消したりすることがあるのです。
画像引用式ペディア:パブロフ博物館のパブロフの犬
画像引用ウィキペディア:パブロフ博士
条件反射で問題が発生するケースについてお伝えします。
それは、ある一定条件が揃ったら、「めまいがして座り込み、そのまま2~3日は体調不良が続くが、病院に行っても体に悪いところはない」などのケースです。
たとえば、ある一定の条件とは、
・晴れた日の
・午後3時頃
・にぎやかな音楽がかかる店
などです。
カウンセリングに来られるクライアントは、このような条件に気づいていないことが多々あります。
ですので、カウンセラーは、「めまいがして座り込む」という問題が発生する時に、共通した条件はないかヒアリングしていく必要があります。
クライアントのお話を丁寧に聴いていくと、やがて共通した条件が見えてきます。
その条件に対して、単純な解決方法としては、問題が発生する条件を避けて生活する方法もあります。
しかし、それでは根本解決になりません。
また、カウンセリングを利用されるクライアントの多くは、学校、職場、電車、自宅などの、必要不可欠な生活圏内で発生する問題に困っておられます。
では、どうするのか?
カウンセリングで、条件反射が起きる「脳の仕組み(プログラム)を解体する」という取り組みを行います。
カウンセリングには、条件反射に対応するためのカウンセリング技術があります。
その技術によって、脳の仕組み(プログラム)を解体すると、たとえ条件が揃っても、めまいなどの問題は発生しなくなるのです。
このように、「重い問題」「深刻な問題」に見えても、条件反射にまつわる問題なら、想像するより簡単に問題が軽減したり解消したりします。
ただ、そうは言っても、このようなカウンセリング技術は、難しいのではないかと思う方もおられるでしょう。
実際には、脳の仕組み(プログラム)を解体するカウンセリング技術は、カウンセリング講座の初心者向けコースで教えられているものです。
ですので、そこまで難しいものではありません。
「重い問題がきたらどうしよう」
カウンセラー開業を目指す方は、その心配をするよりも、実は簡単に解決する問題かもしれないという可能性を見るようにしていただければと思います。
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