心理カウンセラーの藤木ミホです。

 

私は、カウンセラーの道に入るまでは、カウンセラーとは、教えや助言をしながら導いてくれるものだと思っていました。

 

しかし、その思い込みは、カウンセリング講座に参加した初日に覆されました。

 

講座の先生が、「原則として、カウンセラーは、カウンセリングをする仕事で、教えたり、直接的な助言をする仕事ではないのですよ」と話をされたからです。

 

 

・教えるのは、ティーチャー

 

・助言するのは、アドバイザー

 

・導くのは、マスター、マハリシ、プリースト(宗教ごとに呼び名が違う)

 

 

では、カウンセリングとは具体的に何をするの?

 

教える、助言する、導くものがいないと、道に迷ったようになっているクライアントがそこから脱出できないのでは?

 

そんなふうにお考えの方もおられるでしょう。

 

カウンセリングには、クライアント自身が、自分で自分に教えて、助言して、導くという方法があるのです。

 

今日のブログは、その方法についてお伝えします。

 

 

過去の自分が、現在の自分を手助けする

 

自分で自分に教えて、助言して、導くという方法とは、たとえば何があるでしょうか?

 

それは、「過去の自分が、現在の自分を手助けする方法」です。

 

そんなことが可能なのでしょうか?

 

次のメッセージは、あるお寺の掲示板の言葉です。

 

 

これまでの私が

 

今のあなたに

 

大切なことを

 

教えてくれる

 

 

人生を生きる中で、このような体験をされた方は多いと思います。


たとえば、次のようなお話です。

 

年齢を重ね人生が保守的になり始めたとき、ふと高校生の頃の自分を思い出し、「あの頃のように何でも楽しんでやってみてもいいのでは?」という気持ちになる。

 

今の仕事が嫌になった時、ふと学生時代に就きたかった職業を思い出し、「やっぱりあの職業を目指そう!」とチャレンジをはじめる。

 

このような体験が、過去の自分が現在の自分に教えたり、助言したり、導いたりしてくれているということです。

 

ただ、このような体験は、何かのきっかけや偶然に起こる体験です。

 

しかし、カウンセリングでは、偶然を待たずに過去の自分と対話することが可能なのです。

 

 

カウンセラーがやらないこと/教える・助言する・導く


カウンセラーは、原則、直接的にクライアントに対して、教える、助言する、導くということはやりません。

 

しかし、カウンセリング技術には、クライアントが、過去の自分と対話する方法があります。

 

その技術により、クライアントは、過去の自分から、教えられ、助言をもらい、導かれるということが可能なのです。

 

ですので、カウンセラーが、教える、助言する、導くということをやらなくても、カウンセリングは進んでいきます。

 

そして、クライアントは自分に必要な道を見出すことができるのです。

 

では、教える、助言する、導くということをやらないのなら、カウンセラーは何をやる仕事なのでしょうか?

 

一つに、カウンセラーの仕事は、クライアントが自分との対話ができる場を提供するということです。

 

 

・カウンセラーがやらないことは何か?

 

・カウンセラーがやることは何か?

 

カウンセラーを目指す方は、ぜひこの整理をしていただければと思います。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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