心理カウンセラーの藤木ミホです。
カウンセリングでは、クライアントが新しい生き方に目覚めることがあります。
新しい生き方に目覚めるとは、自分をどのように捉えるか、人生観や感情や行動のパターンなどがすっかり変わるということです。
このようにお伝えすると、「そうなったら、カウンセリングは終結するのだろう」と思うかもしれません。
たしかに、その時点でカウンセリングが終結することもあります。
しかし、クライアントが新しい生き方に急激に目覚めた場合、その新しい生き方にクライアントが馴染んでいく過程を支援するケースもよくあります。
新しい生き方に目覚めることについて、「新しい靴を履くような感じ」と表現することがあります。
要するに新しい生き方は、新しい靴を履く時のように、「違和感がある」ということです。
そのうち靴が自分の足にあってきて違和感はなくなるのですが、そうなるまでにはある程度の月日が必要です。
カウンセリングも同じで、クライアントが新しい生き方に目覚めたら、すっかり馴染む日までカウンセリングを続けて行くことがよくあるのです。
新しい生き方に目覚めることについて、松葉杖のたとえ話もあります。
新しい生き方に目覚めるとは、これまで使っていた松葉杖を手放すようなものだというたとえ話です。
実際に松葉杖を使った経験のある方は、よくわかっていただけるのではないかと思います。
たとえば、骨折が治ったとしても、そこから松葉杖なしで歩く訓練が必要になるケースがあります。
松葉杖なしで伸び伸び歩けるようになることは、新しい靴に馴染むより、もっと月日が必要になることがあります。
カウンセリングも同じで、クライアントが新しい生き方に急激に目覚めた場合、その生き方にクライアントが馴染んでいく過程を支援するケースがよくあります。
たくさんの大きな問題を抱えてこられたクライアントは、カウンセリングで、新しい生き方に目覚めたのち、新たな生き方に少しずつ適応していきます。
クライアントが新しい生き方に適応し、健全に伸び伸び生きることができる日まで、カウンセリングでの支援が続くのです。
カウンセラーから見て、新しい生き方に馴染む日々の支援が必要だと判断したら、カウンセリングの終結はもう少し先になります。
これからカウンセラーを目指す方は、クライアントが新しい生き方に目覚めた後の支援についても、まとめておかれることをおすすめします。
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