心理カウンセラーの藤木ミホです。
カウンセリングの中で、クライアントがまくしたてるように話すことがあります。
そんな時カウンセラーは、クライアントに深呼吸を促すことがあります。
なぜ深呼吸を促すのでしょうか?
なんのための深呼吸なのでしょうか?
今日のブログは、その理由を簡単にお伝えしたいと思います。
次の表をご覧ください。
登山家が山でトラブルに遭遇した時に、不要なパニックを避けトラブルから生還するためにやるべきことを記した一覧です。
トラブルにあった時に、最初にやることは「STOP(やめる)」です。
その時やっていることを、一旦やめるのです。
また、STOPとは、緊張してかたくなって止まるのではなく、すべての動きを静かにしていく感じです。
さきほどの表には、STOPの説明が次のように書かれています。
体を動かさず、座って呼吸を整え心拍数を下げる。
呼吸が遅くなると、認知する機能が向上する。
カウンセリングで、クライアントに深呼吸を促すのも理由は同じです。
深呼吸によって呼吸が遅くなることで、クライアントの認知機能が向上するからです。
では、認知機能が向上することで、何がいいのでしょうか?
認知機能が向上すると、「気づき」が起こりやすくなります。
クライアントは、カウンセリングで気づきを得ることで、問題が解消したり、内面に変化が訪れたり、またそれらによって人生にも変化が起こるのです。
以上のように、カウンセリングにとって、深呼吸は、簡単に取り組めて、かつ、とても役立つものなのです。
これからカウンセラーを目指す方は、カウンセリングの中での深呼吸の役割について覚えておいていただければと思います。
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