心理カウンセラーの藤木ミホです。
米国発祥の「NLP」という心理プログラムをご存じでしょうか?
NLPは、コーチングの源流となった心理プログラムであり、問題解決や目標達成にとても効果的なスキルです。
また、NLPは、カウンセリングやコーチングのスキルを感覚的に習得できるので、カウンセラー・コーチを目指す方に人気のプログラムです。
そのNLPのスキルの一つに、「モデリング」というものがあります。
モデリングは、カウンセリングの実力をつけるのに大いに役立ちます。
今日のブログは、このモデリングについてお伝えしたいと思います。
カウンセラーを目指すなら、難しい心理学の本をたくさん読んで、いろいろな講座に参加して技術を磨くことが必要と思う方が多いと思います。
たしかにその通りなのですが、そんな方には、モデリングについて知っていただけたらと思うのです。
このNLPスキルのモデリングとは、成功した人々の行動やスキルを分析し、実践することを指します。
ここで一つお考えください。
カウンセラーを目指す皆様には、好きなカウンセラーや目標とするカウンセラーはいますか?
もうすでに亡くなった方でもかまいません。
たとえば、「カール・ロジャーズのような仕事ができたらいいなあ」など、自分が目指すカウンセラーをまずは一人挙げてみてください。
次に、そのカウンセラーをモデルに、そのカウンセラーになりきってみてください。
そのようにモデルになりきることを続けると、やがて目標とするカウンセラーと同じ思考、同じ行動やふるまいが、自然にできるようになります。
つまり、モデルにしたカウンセラーと同じパフォーマンスが可能になるのです。
これがモデリングの効果です。
「そんなうまい話が?」
と思われるかもしれません。
モデリングの成功例が、テレビで放送されていたことがあるのでご紹介しますね。
そのテレビ番組は、「千原ジュニアの座王」です。
番組についてウィキペディアより引用します。
千原ジュニアが企画を考案しMCも務める冠番組で、芸人たちがお笑いの即興力で競い合う内容である
数年前の放送で、トムブラウンの布川さんと、FUJIWARAの原西さんが、大喜利で対決する回がありました。
トムブラウン布川さんは、原西さんにあこがれてお笑いの世界に入り、学生時代は原西さんのギャグをコピーしては、自分のギャグとして級友に披露していたそうです。
つまり布川さんは、原西さんのモデリングをやり続けていたわけです。
短いシンキングタイムで、対決する布川さんと原西さんは、それぞれフリップに回答を書きます。
すると、なんと二人とも全く同じ回答を出したのです。
同じ回答であることに、原西さんにあこがれてきた布川さんは、うれしいと言っていますね。
これがモデリングの効果であり、モデリングの成功例なのです。
カウンセリングの仕事は、マニュアルの仕事ではありません。
クライアントから寄せられる問題やテーマは、一つ一つ全部違います。
当然、カウンセリングの進行もすべて違います。
ですので、カウンセリングは、カウンセラーが、毎回いろいろな発想をしながら進行します。
このようにお伝えすると、難しく思われるかもしれません。
そんな時、「モデリング」が有効なのです。
目標とするカウンセラーさんのような、発想や対応が自然にできたら、カウンセリングの仕事は初回からきっと上手くいきます。
これからカウンセラーを目指す方には、ぜひ、モデルとなるカウンセラーを探していただければと思います。
そして、モデリングに取り組んでいただければと思います。
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