心理カウンセラーの藤木ミホです。
カウンセラー開業に対して、よくいただくご相談があります。
それは、「集客」についてのご相談です。
開業して実際に集客が出来るのかというご相談も多いのですが、それと同じくらいいただくのが、「変なクライアントが来たらどうしよう」というものです。
何がどう変なのかは、相談者様それぞれ違ったケースをお答えくださいます。
とにかく、それぞれ不安を感じる人物像があって、「あんな人が来たら嫌だなあ」と頭を悩ませておられるのです。
その不安により、開業に踏み出せないという方もおられます。
では、そのような不安をどう解消すればいいのでしょうか?
今日のブログは、この解決法をお答えしたいと思います。
まずは、少しだけ脳の仕組みを知っていただきたいのです。
私たちの現実は、脳が何を意識しているかで変わってきます。
例えば、皆さんの周りにイケメン好きはおられませんか?
おそらく、その人は、イケメンを見つけるのが上手いと思います。
その人の脳は、イケメンに意識を向けているので、無自覚にイケメンを見つけてますから、生きる環境に常にイケメンが存在するような状態になります。
もちろん、これはイケメン好きの人だけに限った話ではありません。
音楽、スイーツ、映画、語学、恋愛、料理、カフェ、本、勉学、お金など、脳が意識を向ける対象があると、無自覚にその情報が際立って認識されるようになるのです。
そしてイケメン同様に、その人の脳が無自覚に意識を向ける対象が、生活環境の中に常に存在するような状態になります。
ものすごく簡単に言うと、「脳が意識した対象が人生にやってくる」ような感じです。
この話は、引き寄せの法則という、自己啓発やスピリチュアルで言われる不思議な現象の話ではありません。
脳が意識した対象に向けて、その人が無自覚に何らかの行動をとるために起こる現象です。
この話をもとに考えると、「変なクライアントが来たらどうしよう」と思っているカウンセラー開業を目指す方は、とても危険なことをしていると言えます。
それはつまり、気が付かないうちに、わざわざ来てほしくない人に意識を向けて、来てほしくない人がやってくるように自分で仕向けているからです。
では、カウンセラー開業を目指す方が、変なクライアントが来たらどうしようという不安から脱出するために、やるべきことは何でしょうか?
それは、不安になるような対象に意識を向けることをやめていくことです。
そして、「このようなクライアントにカウンセリングを受けに来てほしい」という対象に意識を向けることです。
そのためには、カウンセラーがその「人物像(クライアント像)」を明確にしておくことです。
その際は、その人物像を言語化してみてください。
その言語化により、クライアント像が明確になりますからね。
今日このブログを読んでもしばらくは、気が付くと習慣のように不安を感じる対象に意識を向けているかもしれません。
そんな時は、気が付くたびに、このようなクライアントにカウンセリングを受けに来てほしいという対象に意識を向けるようにしてみてください。
そのうち無理に意識をしなくても、いつのまにかカウンセリングを受けに来てほしいクライアント像に自然と意識を向けるようになります。
カウンセラーの世界には、「カウンセラーは、自分のイメージ(ビジョン)に責任を持つこと」という言葉があります。
この言葉は、不安な想像をしている時に、イメージ(ビジョン)を切り替えることができる言葉です。
カウンセラーを目指す方は、ぜひ、自分の脳がどこに意識を向けて、何をイメージしているかに注意を払っていただきたいと思います。
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