心理カウンセラーの藤木ミホです。

 

カウンセラーを目指す方から、いろいろなご相談をいただきます。

 

その中に、「開業後、どのようなクライアントの方がこられるのか?」というご相談があります。

 

この点については、あまり心配する必要はありません。

 

ホームページやブログなどに、「このような方におすすめ」としっかり明記することで、ほぼカウンセラーの想定した通りのクライアントが来られるからです。

 

ただ、それでも、想定外のクライアントが来られる場合もあります。

 

それには理由があります。

 

今日のブログは、その理由についてお伝えしていきます。

 

 

カウンセラーの内面に反応するクライアント

 

私が、カウンセラーをはじめて数年後に、「やっぱりそうだったのか。」と納得したことがあります。

 

それは、クライアントは、「無意識に(無自覚に)カウンセラーの内面に反応している」ということです。

 

反応するとは、このカウンセラーに依頼しようというきっかけには、無意識レベルでの選択も大きいというとことです。

 

たとえば、私のカウンセリングには、「祖父母や先祖が、戦中、満州国に居住していた」という方がお越しになることがよくあります。

 

私の祖父も戦中、満州国に居住していました。

 

このことは、過去に一度だけブログに書いただけです。

 

クライアントの多くは、私の祖父のことを、私のルーツのことを知らずに、カウンセリングの依頼をくださいます。

 

戦中戦後の歴史に詳しい方は、満州国にいた日本人が、敗戦後、大きな苦難を体験した話をご存じたと思います。

 

先祖や祖父母が体験した苦難は、家系のトラウマとして、今を生きる人々に大きく影響していることがあるのです。

 

 

つまり、クライアントは、

 

・自分のテーマにしっかり同調してもらえそうなカウンセラー

 

・自分のテーマに対応ができそうなカウンセラー

 

を無意識に選んでいるということです。

 

それは、カウンセラーがこれまでに抱えてきたテーマに、クライアントは無意識レベルで反応しているからです。

 

特に、人生に起きる問題のためにカウンセラーを選ぶ時に、無意識レベルの選択をされるのです。

 

 

無意識レベルの集客活動

 

ここまでを整理しますと、「カウンセラーの集客は、意識的な戦略だけで行うものではない」ということです。

 

言い換えると、「カウンセラーとクライアントの無意識レベルのつながりも集客に関係する」ということです。

 

ですので、カウンセラーを目指す方は、一度ご自身の内面のテーマやルーツについて整理してみることをおすすめします。

 

そして、その整理のためには、教育分析やスーパーバイズの機会を利用するのがおすすめです。

 

教育分析とは、カウンセラーなど、対人援助を職業としている人が、自分のことを振り返り、より深みのあるカウンセリングができるようになるための機会です。

 

スーパーバイズとは、ベテランカウンセラーが、経験の浅いカウンセラーに指導、助言、援助する機会です。

 

まとめますね。

 

「開業後、どのようなクライアントの方がこられるのか?」

 

というような心配をする必要はありません。

 

開業後に来られるクライアントは、かつてカウンセラーが抱えた問題と似たテーマを抱える方や、カウンセラーのルーツとよく似たルーツを持つ方が多いのです。

 

ですので、カウンセラー開業の集客は、意識的な戦略と同時に、クライアントとの無意識レベルのつながりも大切ということを覚えておいていただけたらと思います。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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