大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。
私は、カウンセラーを目指す方に楽しみながら勉強できる方法として、「探偵ナイトスクープ」の視聴をおすすめしています。
今日のブログは、令和3年12月3日に放送された「ハナクソを食べるのをやめたい!」という依頼をテーマにお伝えしたいと思います。
簡単に依頼内容をお伝えします。
依頼者は、大阪府の27歳の女性。
一歳の女の子のお母さんです。
私は物心ついた頃からハナクソを食べるのがやめられない。
自宅で気付けばほじって食べてしまう。
昨年、母となり1歳になる娘がいる。
無意識に娘の前でもほじって食べてしまっているのか、最近娘が鼻をほじるようになった。
娘が鼻をほじった指を口に入れないかとヒヤヒヤしながら見ている。
娘にはハナクソを食べるような子にはなって欲しくない。
そこで私がハナクソを食べるのをやめられるように力を貸してほしい。
依頼者宅に、真栄田賢探偵が派遣されます。
依頼者は、27歳のお母さんです。
真栄田探偵からの質問に、微笑みながら「食べます」と返答されます。
勇気の必要な依頼だったと思いますが、1歳のお子様のために思い切って探偵ナイトスクープに連絡されたのでしょう。
普段どのようにハナクソを食べるのかの映像も流されます。
感覚としては、ポテトチップスを食べるような感じらしく、おいしいとも感じるそうです。
探偵さんは、依頼者のお母さんにもインタビューを行います。
それに対してお母さんは、次のようにお話されます。
・止めようがないですよね?
・やっぱり直したほうがいいですかね?
・家で食べるならOK
ここまでのVTRを見て、
「ハナクソを食べる癖を、依頼者が子どものうちにお母さんがやめさせるように取り組んだらよかったのに・・・」
と思う方は多いかもしれません。
おそらくですが、放置していたわけではなく、お母さんも止めようとしたのだと思います。
しかし、止まらなかったのではないかと思います。
厳しくしつこく娘のクセに注意を払うことで、「我が子の心が縮こまってしまうくらいなら、食べても良しとしよう。」と現在に至るのかもしれません。
ここまでのお話で、カウンセラーを目指す方には注目していただきたい点が2つあります。
まず1点目ですが、依頼者が「食べます」と言いながら笑っている点です。
止められないことに笑うしかないのかもしれません。
また、テレビですから照れ笑いということもあるかもしれません。
ただ、カウンセラーは、クライアントが笑うところを注意を払って捉えます。
実際にカウンセリングの仕事をするとわかるのですが、クライアントは問題の核心の箇所で笑うことが多いのです。
「なぜ、笑うのか?」
それは、自分の抱える癖や症状、または問題が、
「誰か(何か)の役に立っている」
と思っているからです。
「役立っているぞ」
という満足の笑いなのです。
では、依頼者のハナクソを食べる癖が、誰の何の役にたっているのでしょうか?
それは番組では明らかになることはありません。
ですので、カウンセラーを目指す方には、依頼者のハナクソを食べるという癖が、
「誰の何の役にたっているのだろうか?」
と想像していただければと思うのです。
この想像をすることは、実際にカウンセリングの仕事をする時にとても役立ちます。
そしてもう1点、注目していただきたい点があります。
それは、ハナクソを食べるというのは、
・自傷行為
・摂食障害(異食症)
である可能性があるという点です。
あまり一般には知られていないのですが、
・ハナクソを食べる
・かさぶたを食べる
・唇の皮を食べる
などの癖は、カウンセリングの世界では、自傷行為の可能性ありと捉えます。
また、食べ物ではないものを食べる癖、たとえば、ハナクソ、かさぶた、歯磨き粉、壁土、ティッシュなどを食べるのは、摂食障害(異食症)の可能性ありと捉えます。
ここまで番組を視聴すると、「この件はカウンセリングを依頼するほうが適切では?」と思う方もおられるかもしれません。
ここから番組は、催眠療法の先生の力を借りるのですが、それについては、また別の記事でお伝えしたいと思います。
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