大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。
カウンセリングと縁のない多くの方は、カウンセリングについて次のような誤解を持っています。
「カウンセリングとは、助言することで、カウンセラーがクライアントを変えてあげること。」
しかし、実際にカウンセリングの訓練に入ってみると、これは誤りだということがよくわかります。
カウンセリングでは、基本的に助言という方法を使うことはありません。
また、変えてあげるという、コントロールも使うことはありません。
以前に、私の開催するカウンセリング講座の受講生さん方が、叶姉妹の言っていることがカウンセリングの訓練で学習したことと同じだという話をしておられました。
その言葉をご紹介します。
⚜️「禁断の欲望」⚜️
他人を尊重することを知らない人だけが、「他人は自分の手で変えることができる」と考えます。
そういう人は、自分が振っている「思いやり」の旗の下に、「他人を思いどおりにコントロールしたい」という禁断の欲望が隠れていることに、自分で気づくことができません。💋✨
いかがでしょうか？
カウンセリングの講座などで、表現は違いますが、同じような内容を学んだ方は多いと思います。
しかし、これからカウンセラーを目指す方には、この言葉を不思議に思われるかもしれません。
「でも、クライアントは、何か変化を求めてカウンセリングにくるのですよね？」
「カウンセラーは、他人を自分の手で変えてあげる仕事なのでは？」
「いえ、お金を受け取った以上、変えてあげるべきでは？」
というような疑問が湧いてくるかもしれません。
カウンセリングとは、とても不思議なものなのです。
助言もしないし、もちろん、クライアントが取り組むべきことを、指示命令することはありません。
カウンセラーは、変えようとはしないのです。
それなのに、クライアントはカウンセリングの場に身を置くことで、少しずつ内面の変化を体験したり、何かに気づいたりするものです。
カウンセリング講座で学ぶことは、
・助言もしないし変えようともしない
・しかしなぜかクライアントに変化がやってくる
という秘密なのです。
この秘密を伝えているのが、カウンセリングの講座なのです。
カウンセリングで、カウンセラーは、
「何をやって、何をやっていないのか？」
残念ながら、この奥義の部分を完璧に書いた本はありません。
カウンセラーを目指す方は、ぜひこの秘密や奥義を伝えてくれる講座を探していただければと思います。
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