大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。

 

カウンセラーを仕事にしたいと思いながらも、カウンセリングの講座を受講することに対して迷う方がおられます。

 

「長期間、しかも高額の講座で学んでも、実はそんなに仕事にしたいと思えない分野だったらどうしよう・・・」

 

などと思って迷われるのです。

 

私はそうした迷いを抱える方に、「それなら傾聴カウンセリングの講座に参加されるのはどうでしょう?」と提案することがあります。

 

傾聴カウンセリングなら、もちろん、仕事にしていくことも可能ですし、万一、仕事にしたくないと思っても無駄になることがないからです。

 

また、傾聴カウンセリングなら、その内容を日常生活のコミュニケーションでも活かすことができます。

 

聴き上手になると、人間関係のトラブルにも遭いにくいですし、基本的に人からも好かれますから対人関係もスムーズになります。

 

そして、傾聴カウンセリングなら、そんなに長期間の学習にもなりません。

 

その提案に、「なるほど」と思ってくださった方は、私の開催する傾聴カウンセリング講座に参加されています。

 

ただ、皆さん学習をスタートする前に、傾聴カウンセリング、つまり、「聴くカウンセリング」にどんな効果があるのかを疑問に思われるようです。

 

この疑問に対しては、実際に傾聴カウンセリングを受けていただき、その効果を実感していただきたいところです。

 

しかしその機会がない方もおられるでしょうから、今日は傾聴カウンセリングの効果をまとめてお伝えしたいと思います。

 

 

傾聴カウンセリングの6つの効果


傾聴カウンセリングとは、カウンセラーの立場から言うと、「話を聴く」というカウンセリングの方法です。

 

だから傾聴カウンセリングを学ぶとは、「聴く技術」を学ぶのだろうと思う方も多いでしょう。

 

しかし、すべてのクライアントが、初めて出会うカウンセラーにペラペラと話をしてくださるわけではありません。

 

ですから傾聴カウンセリングにおいて、カウンセラーがまず行うのは、「安心して話せる場づくり」です。

 

つまり、傾聴カウンセリングの学習で学ぶのは、「聴く技術」だけでなく「場づくり」も大事なのです。

 

傾聴カウンセリングとは、クライアントの立場から言うと、「安心して話すことができる」というカウンセリングなのです。

 

では、安心して話すことができると、どんな良い事があるのでしょうか?

 

私の開催する傾聴カウンセリング講座では、次の6つの効果をお伝えしています。

 

【1】自己治癒・自己成長
 

【2】浄化(カタルシス)や癒し
 

【3】自己覚知
 

【4】整理
 

【5】孤独や重圧からの解放
 

【6】思い込みやこだわりからの解放

 

 

この6つについて簡潔にお伝えします。

 

 

安心して話すことができると、どんな良い事があるか?


【1】自己治癒・自己成長

クライアントは、自分の体験や考え、思いを人に話そうとすると、相手に伝わるように(相手に理解できる言葉で)話そうとする傾向があります。

それによって、心の中に雑然とあった事がらが整理されるという効果が生じます。

具体的に整理とは、時系列の整理、人間関係の整理、考えと感情の整理、想像と事実の整理などです。

整理して伝えるうちに、さらにクライアントは、問題の核心や、自分の盲点や改善点が見えてくるようになります。

問題の整理から、解消へと取り組むうちに、クライアントは一回り成長することになります。

また、クライアントは、「自分がしんどい部分が何か?」がはっきりすることで、自分で自分の心を励ましたり、自分を労わることができるようにもなります。

安心できる場で、否定されずに言葉を受けとめてもらい続けることそのものが、心の治癒につながるのです。


 
【2】浄化(カタルシス)や癒し

「話す」は、「放す」で「離す」に通じます。

話すことで、心にたまっていたものが、心や体から離れていく感覚になるクライアントは多いものです。

この作用を「カタルシス(浄化)」と言います。

クライアントの目から涙が流れるのも浄化です。


現在、科学的にも、涙によって、ストレス物質が体外に出ていく効果があることが知られています。
 
ただ一つ注意していただきたいのは、クライアントが泣けば浄化が起こるわけではありません。

カウンセラーは、涙を無理強いすることはありません。
 
 
【3】自己覚知
 
自己覚知とは、自分の状態を自分で気づいて把握することです。

自己覚知は、自己成長の前の段階で起こります。

人に自分の状況や心情などを伝えるために、自分を観察したり、自分の思いを整理したり、記憶をたどって話をしたりすることで、クライアントが自分の姿を客観的に認識することになります。

自分を客観視できると、問題点が整理されますから、問題解決が早いのです。

 

またクライアントは、自分の思わぬ本音に気づいて把握することで、そこから問題の核心が見えてくることもあります。
 
 
【4】整理
 
クライアントは話すことで、自分と起きている悩みや問題について整理することができます。
 
 
【5】孤独や重圧からの解放
 
クライアントは、思い悩むうちに一人で考えることが多くなり、いつしか孤独感に苛まれるようになります。

クライアントは、話すことを通じて、一人で抱えてきた重圧から解放されます。
 
 
【6】思い込みやこだわりからの解放
 
人に話をしているうちに、自分の頑固なこだわりや、自分の思い違いに気が付いて楽になります。

 
以上、重複するところもありますが、傾聴の効果は、この6項目が挙げられます。

 


  

なんか良いこと言ってあげなきゃ


カウンセリングなど心理的援助の仕事をしていると、つい親身になりすぎて、励ましや、安易な慰めや、答えや正解をアドバイスをしたくなることがあるものです。

その原因は、クライアントに良いことを言ってあげるのが、「サービス、愛情、親切」などと、どこかで思っている可能性があります。
 
ところがカウンセリングで、励まし、安易な慰め、答えや正解を伝えることは、クライアントから「自己成長」と「自己治癒」の機会を奪うことになります。
 
傾聴カウンセリングでは、「先に答えを出さずに聴き続ける」ことが大切なのです。

 

 

今日は私の開催する傾聴カウンセリング講座をもとに、傾聴による6つの効果についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

 

これからカウンセラーを目指す方には、ぜひ傾聴カウンセリングも勉強しておくことをおすすめします。

 

きっと将来の仕事の幅が広がると思いますよ。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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