大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。
カウンセラーの仕事には、「発想の転換力」が必要です。
それは、問題を抱えるクライアントの多くが、発想の転換を迫られているからです。
カウンセリング教室では、発想の転換のための訓練をしたり、柔軟な思考を養う訓練をしたりします。
今日は、発想の転換の力を伸ばす訓練にもなる一冊の漫画をご紹介します。
老荘とは、老子（ろうし）と荘子（そうし）という思想家の名前をあわせたものです。
学校では、老子や荘子よりも、儒教の孔子（こうし）を学んだという方が多いのではないでしょうか。
老荘思想を簡単に言うと、とらわれから解放され、個人が伸びやかにおだやかに生きるかを説いた思想です。
自然の流れに合わせて生きることが望ましいという考えでもあります。
「上り坂の儒家、下り坂の老荘」
という言葉を聞いた事がある方もおられるでしょう。
「人生の前半、成功を目指す生き方をする時なら孔子の教えを大切にし、人生の後半、力を抜いて自然体で生きるなら老荘思想が合っているよ」
という意味です。
その老荘思想を、マンガで読めるのが今日ご紹介する一冊です。
漢文をそのまま読まなくてもいいし、難しい書き下し文を読まなくていいので、リラックスして、老荘思想に触れていくことができます。
こちらは荘子の話です。
思ったように生きられない自分にがっかりする。
ままならない人生を生きるのが不安と感じる。
意志的に生きている誰かを羨ましいと感じる。
カウンセラーとして仕事をしだすと、このようなクライアントからの依頼を受けることが多々あります。
そんなときのクライアント対応に役立つ話ではないかと思います。
マンガ老荘の思想は、
「発想の転換の力、伸びやかな発想力を伸ばしたい」
そんなカウンセラーを目指す方に、おすすめします。
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