大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。

 

カウンセラーという職業は、世間一般的にはまだまだ認知度の低い職業です。

 

当然、世の中の多くの方が、カウンセリングとは何をする場なのかを知りません。

 

たとえば、何かの集まりで、「職業は、カウンセラーです。」と自己紹介すると、必ずといっていいほど聞かれる質問があります。

 

それは、

 

「知り合いが重度の○○なんだけど、そういうのってカウンセリングで治るものなんですか?」

 

というような質問です。

 

以前に、当ブログでマスク依存症についての記事を書きました。(記事はブログの最後にもリンクをご用意しています。)

 

それに当てはめると、

 

「知り合いが重度のマスク依存症なんだけど、そういうのってカウンセリングで治るものなんですか?」

 

という質問をいただくという事です。

 

このブログは、カウンセラーを目指す方に多くお読みいただいております。

 

ですので、もしも自分が先ほどのような質問をされたら、何と答えるかを一度お考えいただければと思います。

 

 

その答えは?

 

「知り合いが重度のマスク依存症なんだけど、そういうのってカウンセリングで治るものなんですか?」

 

このように質問されたら、私は次のように回答しています。

 

 

「その方は、マスク依存症を手放したいと思っておられるのですか?」

 

「カウンセリングは、クライアントの意欲や決断のエネルギーを活用して進みます。」

 

「もしその方がマスク依存症を抱えたままでいたいならカウンセリングでは何も起こらないでしょう。」

 

 

こう答えると質問された方は、

 

「え?え?そんなの確かめたことない。」

 

とおっしゃることが多いです。

 

 

世の中の多くの方が、カウンセリングを解熱剤と同じように思っているのです。

 

高熱を出している方が、熱を下げたいと思っていても思っていなくても、解熱剤の投与でほぼ熱は下がります。

 

しかし、カウンセリングは違います。

 

クライアントが、本当に自分の問題を見る意欲や、自分の内面を見る決意を持つことが、問題を手放す鍵になってくるのです。

 

よって、カウンセラーの中には、クライアントは問題を手放す気がないようだと見て取った場合は、カウンセリングの依頼を受けない方もおられます。

 

カウンセリングは、お医者さんのように「治す仕事」ではないのです。

 

カウンセリングは、クライアントが自ら問題の状態を手放していくための手伝いをしていく仕事なのです。

 

ですので、クライアントが自分の問題を見る意欲や、自分の内面を見る決意がないことには、はじまらないのがカウンセリングなのです。

 

 

カウンセリングは、日本でまだまだ普及しきっていません。

 

そのため、カウンセリングについて誤った捉え方をしてる方は多いものです。

 

これからカウンセラーとして仕事をする方は、「誤ったカウンセリング情報」を正すことも、当面の仕事の一つになることでしょう。

 

 

最後に、今日の記事内でご紹介したマスク依存症の記事はこちらです。

 

今日の記事の内容と直接関係はありませんが、ぜひお読みいただければと思います。


 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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